これにて、全話完結となります。
長い間、お付き合い頂き誠にありがとうございました(∩´∀`)∩
さてさて、今作品の最後にして、最大の伏線の話をここで……、
第三十三話「ボーイ・ミーツ・ガール Ⅱ」における無銘の
「……樹。ありがとう」
という台詞が後に無銘が凛に言った「君のおかげでオレの願いは叶った」につながります。
あれは味噌汁の秘訣を教えてくれて……、ではなく、ずっと言ったかった「ありがとう」を言ったというわけです・w・っ
プラス・若干夢のない話になりますが、
最後の樹は第二十七話「ワークス」で樹が士郎に施した『再生の炎――リバース・ファイア――』の残り火的な感じです。
樹の魔術は『ヴァルプルギスの夜』の部分的展開であり、
本体である『この世全ての悪』の悪性の炎と『飯塚樹』を形成する善性の炎を吐き出すというものでした。
傷口の蘇生は樹の一部を吐き出しているので、樹の肉体を蘇生出来たというものです。
なので、実は第二十七話における『再生の炎』は士郎の内部に樹の一部を埋め込んだだけで、治療的な意味では何の意味もありませんでしたヽ(°▽、°)ノ
作中では明かせなかった事なので、ここで失礼致します。
私の過去作など↓サイトにて掲載しております。よろしければどうぞです・w・ン
『霜花の部屋』