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[14854] リリカルフロンティア アダルトステージ(リリカルなのは×デジモンフロンティア)
Name: 友◆ed8417f2 ID:11075f73
Date: 2009/12/16 20:14
前書き及び警告



どうもです。

このお話は、とらハ版に投稿しているリリカルフロンティア(リリカルなのは×デジモンフロンティア)の18禁シーンです。

皆様に聞いてみた所、賛成多数で投稿する事に決めました。




この小説を読むに当たっての注意点として、

題名にもあるとおり、デジモンとリリなののクロス物です。
  
クロス物の18禁、もしくはリリなのとデジモンのクロスの18禁なんてふざけんなと言う人は、見ることをお勧めしません。

この小説を読んで、気分を悪くしても、作者は責任持てません。

そして、(此処重要⇒)作者は、四捨五入すれば30歳の童貞ちゃんです。

エロゲの知識を総動員して書いた物なので、此処はおかしいだろと感じる所があるかもしれませんが、実際は如何なのか想像することも出来ませんのでどうしようもないです。

故に、内容に対して、過度の期待はしないでください。

では、以上を了承できる方は、お楽しみください。



[14854] リリカルフロンティアStrikerS 第三話その後
Name: 友◆ed8417f2 ID:11075f73
Date: 2009/12/16 20:15


リリカルフロンティアStrikerS 第三話その後




部屋を出たなのはは、現在、信也の部屋の前にいた。

信也の部屋のドアをノックしようとするが、手を上げたところで躊躇してしまい、また手を下ろす。

先程から、これを4回ほど繰り返している。

どうしても後一歩が踏み出せないでいた時、

「なのは?」

後ろから信也の声がした。

「えっ?」

なのはが振り返ると、そこにはシャワーを浴びてきたのか、髪を濡らし、Tシャツと短パンというラフな格好をした信也がいた。

「え、あ、し、信也君。部屋に居なかったんだ」

「うん。まだ体力に余裕があったからね、剣の鍛錬だよ」

「そ、そうだったんだ」

なのはは、未だに慌てている。

「それでなのは。僕に何か用?」

その言葉で我に返るなのは。

「あ、うん・・・・・信也君、ちょっとお邪魔していいかな?」

「え?うん・・・・・」

信也は何の用かと思ったが、2人は信也の部屋に入る。

部屋に入ってドアを閉めると、信也はなのはに向き直る。

「それで、僕に用って何?」

信也はなのはに尋ねる。

すると、なのはは顔を赤くして、

「もう!こんな夜中に女の子が好きな人の部屋に来るって時点で察してよ!」

そんな事を言った。

「えっ!?な、なのは・・・・・それって、もしかして・・・・・・」

そう言われて気付かないほど、信也はそこまで鈍くは無い。

なのはの言いたい事を察すると、信也も顔を赤くする。

「ほ、本気・・・・?」

信也は念のために尋ねる。

なのははコクリと頷いた。

信也はなのはに近付く。

「あ、その・・・・・」

なのはが口を開く。

「何?」

「そ、その・・・・・私・・・・・初めてだから・・・・・優しくしてね」

なのはは頬を染めながらそう言った。

「うん・・・・・僕も初めてだからちゃんとできるか分からないけど、頑張るよ・・・・」

信也もそう呟く。

そして、お互いにクスリと微笑むと、2人は唇を合わせた。





なのはは、一糸纏わぬ姿で、ベッドの上に座っていた。

流石に恥ずかしいらしく、胸と秘所を両手で隠すようにしている。

「や、やっぱり恥ずかしいね・・・・」

「・・・・・やめる?」

同じく裸になった信也は問いかける。

しかし、なのはは首を横に振る。

「ううん・・・・・やめないで」

それを見ると、信也はなのはの横に座る。

「じゃあ・・・・・いい?」

「・・・・・うん」

信也はゆっくりと手を伸ばし、なのはの形の良い胸に触れる。

「んっ・・・・・」

なのはは声を漏らす。

信也は優しく揉んでみる。

「んっ・・・あっ・・・・んんっ・・・・・」

信也が手を動かすたびになのはは声を漏らす。

「どう?」

信也は尋ねる。

「んんっ・・・・何か・・・・・変な感じ・・・・・あっ・・・・・・」

「ここは?」

信也は乳首を摘む。

「んんっ!」

なのはは、さっきよりも強い反応を見せた。

「はぁ・・・・・・信也君っ・・・・・・ソレ・・・・・気持ち良いよっ・・・・・・」

「こう?」

信也は左手でなのはの胸を揉みながら、もう片方の手で、反対側の胸の乳首を弄る。

「うんっ・・・・・そうっ・・・・・・ああっ・・・・・・・」

なのはは身体を起こしていられなくなり、ベッドに横になる。

「あっ・・・・・・はぁ・・・・・・んんっ・・・・・・」

信也はなのはに覆いかぶさるような形になりながら胸を愛撫し続ける。

「し、信也君っ・・・・・あっ・・・・・・」

「なのは・・・・・・」

信也は、片手で胸を揉み続け、もう片方の手をなのはの秘所に這わせる。

「は、あ・・・・・んっ・・・・・」

信也も初めてなので、一挙一動が固い。

それでも、なのはを気持ち良くさせようと、知識を総動員させていた。

信也は、なのはのクリトリスをできるだけ優しく刺激する。

「あぁ・・・・・・いいよ・・・・・ふぁ・・・・・・あっ・・・・・」

人差し指と中指でクリトリスを刺激しながら、反対の手でなのはの胸を揉みしだく。

「あぁあぁぁぁ・・・・・・・・んあっ・・・・・はぁぁぁぁぁ・・・・」

なのはは感じているのか、声に変化が現れる。

「し、しんやくっ・・・・・んんっ!」

「なのは・・・・・気持ちいい?」

「き、気持ち良いよっ・・・・・ふぁっ・・・・・あっ!・・・・・・」

その言葉を肯定するように、なのはの秘所に湿り気を感じる。

信也は、少しづつ力を込めていく。

「はぁ!・・・・・あっ!・・・・・・」

なのはは、より一層強い反応を見せる。

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・!」

信也も興奮してきているのか、息が荒くなる。

なのはの秘所からは、愛液が溢れてくる。

信也は、なのはの愛液で濡れる自分の手を見て、

「なのは・・・・感じてるの?」

思わず呟く信也。

「う、うん・・・・・・信也君の手と・・・・あっ・・・・指で触ってる所が・・・・・・んっ・・・・・とても・・・・気持ちいいの・・・・ふあっ!」

そういうなのはの声に、ますます興奮する信也。

自然と、手の動きも激しくなる。

「あっ!しっ、信也君っ!それ以上されたら私っ!ああっ!」

それに伴い、なのはは絶頂が近付いてくる。

「き、気持ち、良すぎて・・・・・イ、きそ、ぉ・・・・あああっ、ダメ、イっちゃう!」

なのはは観念した様に白状する。

「あ・・・・・・・く・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・ッ!」

そして、短く声を漏らした後、

「んんんんんんんんんッッ!!」

なのははいきなり絶頂に達した。

秘所から大量の愛液を垂らし、ベッドの上で一度だけ大きく背中をそらせる。

「はぁっ・・・・・・はぁっ・・・・・・・・はぁっ・・・・・・・・はぁっ・・・・!」

「大丈夫?」

激しく息を吐くなのはに、信也は心配そうに尋ねた。

「うん・・・・・だい、じょうぶ・・・・・・」

だが、なのはは笑顔になって、そう言った。

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

少し、無言になる2人。

「うん、いいよ・・・・・もう・・・・・」

なのはがそう呟く。

「なのは・・・・・・」

「私の初めて・・・・・信也君が貰って・・・・・・・」

なのはは、顔を赤くしながらそう告白した。

「うん・・・・・なるべく優しくするから・・・・・・」

信也は、なのはの足の方に移動すると、ゆっくりとなのはの足を開く。

信也は、先程からギンギンにそそり立っていたペニスを、なのはの膣口にあてがう。

その時、ピクッとなのはが反応する。

「なのは・・・・いくよ・・・・・」

「・・・・・・・・・・うん」

信也の言葉に、少し間を置いて頷いたなのは。

信也は、その返事を聞くと、なのはの膣に自分のペニスを押し進めた。

「うっ・・・・くぅ・・・・・」

「き、キツイ・・・・・・・」

膣を押し広げられる痛みを堪えるなのはと、想像以上のなのはの膣の狭さに声を漏らす信也。

それでも、信也はなのはを気遣いながら、ゆっくりと挿入していく。

すると、

「し、信也・・・・君っ・・・・・・」

なのはが、痛みを堪えながらも、信也に声をかけてきた。

「何?・・・・なのは」

信也が尋ねると、

「そんなに・・・・んっ・・・・気遣わなくてもいいから・・・・・・・一気に・・・・・来て・・・・・」

なのはは、そう言った。

「えっ?で、でも・・・・・」

なのはの言葉に、困惑する信也。

だが、

「お願い・・・・・」

なのはの潤みながらも真剣な目を見て、

「わかったよ・・・・・・」

信也は頷いた。

信也はなのはの腰を掴む。

「なのは、痛かったら我慢しないで・・・・僕に抱きついて・・・・・」

「うん・・・・・」

「じゃあ・・・・・・出来るだけ力を抜いて・・・・・・」

「・・・・・・うん」

信也の言うとおり、なのはは出来るだけ力を抜く。

そして信也は、

「ふっ!」

――ズプッ!

一気になのはを貫いた。

信也はすぐに身体を倒し、なのはを抱きしめた。

「ッ~~~~~~~~~~~~~!!!」

なのはは、あまりの痛みに声にならない声を上げ、信也を思いっきり抱きしめる。

腕だけでなく、足も信也の腰に回し、全力で抱きついた。

なのはの膣からは、純潔の証である血が染み出して来ていた。

そして、暫くその状態のまま動かなかった。




やがて、痛みに慣れてきたのか、ようやくなのはは抱きついていた腕と足の力を緩める。

「はあっ・・・・・はあっ・・・・・はあっ・・・・・」

なのはの顔を見た信也は、なのはの瞳から涙が溢れている事に気付く。

「ご、ごめんなのは・・・・・痛かったよね・・・・・・」

信也は慌てて謝る。

「あ、ち、違うの・・・・・これは痛くて泣いたんじゃないの」

それをなのはは慌てて否定した。

「この涙は、嬉しかったからなの・・・・・・・信也君・・・・・・私達・・・・・1つになったんだよね・・・・・・」

「・・・・・・・うん」

信也は優しく微笑んで頷く。

「それが・・・・・とっても嬉しいの・・・・・」

なのはも笑みを浮かべてそう言った。

2人は見つめあい、口付けを交わす。

「ん・・・・む・・・・・・」

絡み合う舌。

「む・・・んちゅ・・・・・・はぁ・・・・・」

離れた2人の唇には、銀色の糸が引いている。

「なのはの中、とても熱いよ」

「んっ・・・・信也君のも、熱い・・・よっ・・・・」

なのはは、まだ痛みを感じているのか、声が途切れ途切れだ。

「大丈夫?」

「んっ・・・・・まだ・・・・少し痛いかな・・・・・・もう少しだけ・・・・・このままで・・・・・」

「うん」

信也は頷くと、なのはの頭を優しく撫でる。

それをなのはは気持ちよさそうに受け入れた。

そして、

「・・・・・うん・・・・・・もう大丈夫・・・・・・動いていいよ・・・・・信也君・・・・・」

なのはの言葉に、

「出来るだけ・・・・・優しくするから・・・・・」

信也はそう答え、ゆっくりと腰を引いた。

「んっ・・・・くっ・・・・・」

なのはは声を漏らす。

流石にまだ痛むようだ。

「―――ッ!」

信也も、唯それだけの動きでかなりの快感を覚える。

その快感を堪えて、信也は腰を前に押し出す。

「あっ・・・・・く・・・・・ぅ・・・・・・・」

痛みを堪えるなのはを気遣いながら、ゆっくりと抽送を繰り返す。

「う・・・・ぐ・・・・・・・あっ・・・・・・・」

未だなのはの口からは、痛みを堪える声しか聞こえない。

だが、

「あぐっ・・・・・・・くぅ・・・・・・・・んんっ・・・・・・」

徐々に、なのはの声に嬌声が混じり始める。

「くうっ・・・・・あっ・・・・・ふぁっ・・・・・・・」

「な、なのは・・・・・・・・」

信也は、なのはの名を呟く。

(くっ・・・・・なのはの中・・・・気持ちよすぎる・・・・・)

信也は、ゆっくり動かしているにもかかわらず、かなり限界に近付いてきていた。

「あっ・・・・・はぁっ・・・・・い、いいよ・・・・・信也君・・・・・・」

なのはが言った。

「え?」

「もっと・・・・んっ・・・・・・速く動いても・・・・・・ああっ・・・・・・・!」

なのはの言葉に、信也は驚く。

「で、でも・・・・・」

信也は、なのはを気遣い、躊躇する。

「だ、大丈夫・・・・・んっ・・・・・・・大分・・・・・・痛みも引いてきたから・・・・・・・あっ・・・・・」

なのははそう言うが、信也はこんなにも早く痛みが引くものなのかと思った。

だがその時、なのはが信也の動きに合わせて腰を動かした。

「うあっ!」

あまりの気持ちよさに、信也は思わず声を漏らす。

「ど、どうしたの?・・・・・し、信也君・・・・・」

いきなり声を漏らした信也を、なのはは不思議に思い、訪ねる。

「い、今の・・・・・気持ちよすぎて・・・・・・」

なのはの問いに信也は正直に答えてしまう。

「んっ・・・・ふふっ・・・・・嬉しい・・・・・あっ・・・・・」

信也の答えに、なのはは微笑んだ。

「信也君・・・・・私で・・・・・・感じてくれてるんだ・・・・・・・んあっ・・・・・」

「うん・・・・・・なのはの中・・・・・・最高に気持ちいいよ・・・・・・・」

「あっ・・・・・・だったら・・・・・んっ・・・・・・・もっと動いて・・・・・あっ・・・・・・もっと・・・・・・はぁっ・・・・・私で・・・・・・気持ちよくなって・・・・・・・ああっ!」

先程から必死に自分を抑制していた信也だが、なのはにそう言われて我慢できるはずが無かった。

「な、なのは!ごめん!僕、もう抑えられない!」

信也はそう叫んだ。

「い、いいよ・・・・信也く・・・・・あああっ!!」

なのはの言葉は最後まで続かなかった。

信也がなのはの腰を掴み、思い切り突き込んだのだ。

信也は勢い良くピストン運動を開始する。

「あっ!・・・・あっ!・・・・・ふぁっ!・・・・・・し、信也く・・・・・ああっ!」

突き込まれる度に声を上げるなのは。

「んぁっ!・・・・・・はぁああああっ!・・・・・・・あぁっ!・・・・・あっ!」

「はぁ!・・・・・はぁ!・・・・・・はぁ!・・・・・・」

荒い息を吐きながら、腰を叩きつける信也。

その度に、結合部からはグチュグチュといやらしい音を立てる。

「なのは!・・・・・・なのは!・・・・・・・」

「信也君!・・・・・・・し・・・・んや・・・く・・・・・・あああっ!!」

お互いの名を呼ぶ2人。

「な、なのは!・・・・・僕・・・・・もう!」

もう限界であることを叫ぶ信也。

「わ、私も・・・・また・・・・イキそ・・・・あぁああああっ!」

なのはも絶頂が近いことを伝えた。

信也は激しく腰を打ち付け、ラストスパートを掛ける。

「あぁあああああああっ!信也君!私っ・・・・・・わたしっ!・・・・・」

それによって、なのはは一気に絶頂への階段を駆け上る。

「も・・・・もう・・・・・イッ・・・・・・・・あっ!あぁあああああああああああああっ!!!」

なのはは絶頂へと達し、背中を大きく弓なりに反らすと共に、膣が激しく収縮する。

それによって、信也も絶頂へと達した。

「なのは!で、出るっ!・・・・・・・うああっ!!」

信也は、なのはの最奥へと突き込むと同時に、自らの精を解き放った。

そして、力尽きたようになのはの上に倒れこむ信也。

「ああぁ・・・・・・・・信也君の熱いのが・・・・・・私の中に・・・・・・・・・」

なのはは絶頂の余韻の中、信也の精液の熱さを感じ取る。

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・・」

息を整える信也。

そこで大事な事に気付き、信也は慌てた。

「な、なのは、ゴメン。な、中に・・・・・・」

そんな信也を見てなのはは微笑み、

「大丈夫。今日は安全日だから」

そう言った。

「え・・・・あ・・・・そ、そうなんだ・・・・・・」

なのはの言葉にホッとなり、呆けた顔をする信也。

「ねえ・・・・・信也君・・・・・お願いがあるんだけど・・・・・」

なのはは、甘えたような声を出す。

「何?なのは」

そう尋ねる信也。

「・・・・・腕枕・・・・・・して」

なのはの言葉に一瞬驚いたが、

「・・・・・もちろん」

そう言って微笑み、なのはの横に移動して、なのはの頭の下に腕を通す。

なのはは、信也の腕に頭を乗せると、

「おやすみ、信也君」

「おやすみ、なのは」

そう言うと、軽いキスを交わして、2人は眠りについた。




脱ぎ捨てられた衣服の下。

『ちょっといいですかブレイブハート』

赤い宝石、レイジングハートが青い宝石、ブレイブハートに声をかける。

『何も言うなレイジングハート。今の私は唯のアクセサリーだ』

ブレイブハートは、そう言って黙り込む。

『では、1つだけ。声が外に漏れないように、気を利かして防音結界を張った私達は、誉められるべきと思いませんか?』

『・・・・・・・・・・・』

レイジングハートの言葉に、ブレイブハートは何も答えなかった。







あとがき

初の18禁です。

これでいいんだろうか?

よくわからん。

とりあえず、なのは×信也を書いてみた。

フェイト×拓也を期待してた人ごめんなさい。

初っ端から書く自信なかったんです。

次を書くかは分かりませんが、書くとしたら七話の夜編ですかね。

それとも、フェイトの初体験?

とりあえず、今回の評判を見て、また書くかどうかを決めたいと思います。

では、これにて。






[14854] アダルトステージ02 炎と雷光の一夜
Name: 友◆ed8417f2 ID:11075f73
Date: 2010/08/29 19:19


炎と雷光の一夜





これは、拓也が大学2年生の時の話・・・・・・

拓也が通う大学は、聖祥大学ではなく、隣町にある大学である。

この大学は、聖祥大学よりもスポーツ活動が盛んで、拓也は普通の大学である聖祥よりもこちらの大学を選んだのだった。

そして、拓也の高校までの知り合いは、殆どが聖祥大、もしくは就職を選び、拓也の知り合いは大学にはいなかった。

尚、相変わらず拓也は運動神経抜群で、サッカーが得意である。

勿論、大学でもサッカー部に入り、2年生ながらもエースと呼ばれている。

因みに、拓也の容姿は悪くない・・・・・というか、格好良い部類に入る。

イケメンとまでは行かないが、上の下位の格好良さである。

まあ、何が言いたいのかといえば・・・・・・・

拓也は、結構モテるのだ。

そして、知り合いが居ない為、フェイトという恋人(っていうか、婚約者)がいる事を知る者もいない。

故に、こんな事が時々発生する。





「あのっ!神原先輩!好きです!付き合ってください!!」

そう拓也に言うのは、一年生の可愛らしい女の子。

「あ~っと・・・・・気持ちは嬉しいんだけど・・・・・・」

拓也は困った表情を浮かべ、既に慣れ始めた言葉を口にする。

「俺、もう好きな奴・・・・・っていうか、恋人がいるからさ・・・・・・・悪いけど・・・・・」

拓也の言葉に、その少女は涙を浮かべて走り去って行った。

「ふう~・・・・・・」

拓也は一度、大きくため息を吐き、茂みの方へ視線を向けると、

「毎度の事だが、覗き見は感心しないぞ、大輔」

そう声をかける。

すると、その茂みの中から、1人の男子生徒が姿を見せた。

その男子生徒は、大学に入ってからの拓也の友人、本宮 大輔。

因みに同じサッカー部で、拓也に次ぐ実力を持っている。

調子に乗りやすいのが玉に瑕だが。

「気付いてたのか・・・・・相変わらず鋭いな」

大輔は、頭をかきながらそう言った。

「お前は相変わらず悪趣味だな」

拓也はそう返す。

「因みにあれで大学入って何人目?」

大輔のその言葉に、

「・・・・・・6人目だ」

拓也はそう呟く。

「前から気になってたけど、何でお前誰とも付き合わねえの? 今回の子だって、1年生の中じゃかなりの上玉だぜ?」

大輔がそう聞くと、

「毎回言っているように、俺にはもう恋人が居るんだ。 浮気するつもりも無い!」

拓也は、そうキッパリと言う。

「お前、前からそう言ってるけどよ、お前の恋人なんて一回も見たこと無いんだけど?」

大輔はそう言った。

「仕方ねーだろ。アイツは訳ありで、中卒で就職したんだ。中々都合が合わねーんだよ」

拓也はそう返す。

「ちぇっ。 まあいいや、珍しく今日は部活は休みだからな。 どっか遊びにいかねーか?」

大輔はそう提案する。

「ああ、いいぜ」

拓也は頷いた。





因みに、2人はバイク通学であり、拓也のバイクは、炎と稲妻をイメージさせるようなカラーである。

2人がバイクを引っ張りながら校門まで行くと、校門の前で少々ざわめきがあった。

「何だ?」

拓也が疑問の声を漏らす。

すると、ざわついている声が聞こえてきた。

「誰だあの子?」

「すっげー美人じゃねえか」

「金髪だぜ。外人かな?」

「どっかのモデルか?」

など、その殆どが男子生徒である。

「今の言葉から察するに、金髪美人の女の子が、校門の前にいるって事だな」

そういう大輔の顔は、ワクワクしているのが一目で分かる。

「つーわけで見てくぞ」

「はいはい・・・・」

拓也は呆れながら頷いた。

だが、その女の子を見て、拓也は驚いた。

「あ、あのっ・・・・・」

「ねえねえ彼女~。俺らと一緒に遊びに行かない」

「きっと楽しいよ~」

「こんなとこで待ってないでさ~」

男達に言い寄られて困っていたのは、拓也の恋人であるフェイト・テスタロッサその人だったからだ。

「フェイト!!」

拓也は思わず叫んだ。

「あ!」

フェイトは拓也に気付くと、笑みを浮かべて拓也に駆け寄る。

「お前、何でここに?」

駆け寄ってきたフェイトに拓也が尋ねると、

「う、うん。偶々休暇が貰えたから、それで・・・・・・」

フェイトがそう言ってくるが、

「おいおい!後輩君!俺達が先に目を付けたのに、何横取りしてくれちゃってるの!?」

フェイトをナンパしていた先程の学生3人が、拓也に突っかかってくる。

「先輩方・・・・・横取りも何も、コイツは元々俺の彼女です。寧ろ、そっちが横取りしようとしてたって事なんですがね」

拓也は、事実を突きつける。

「減らず口を!」

男子生徒の1人が殴りかかってくる。

だが、

――バシッ   ヒュッ

次の瞬間には、殴りかかろうとしていた腕の手首を左手で掴み、右手で相手の顔面の寸前に拳をすん止めした拓也の姿があった。

「事を荒立てる気は無いんですけど、フェイトに手を出すって言うのなら、それなりの覚悟をしてください。 俺はフェイトを他の誰にも渡すつもりは無いので」

そう言って睨み付ける拓也の視線に耐え切れなくなったのか、フェイトをナンパしようとしていた男子生徒たちは退散した。

拓也がやれやれといった表情でフェイトに視線を戻すと、フェイトの顔は真っ赤になっていた。

「ん、如何した?」

拓也は首を傾げる。

すると、蚊帳の外となっていた大輔が口を開いた。

「拓也・・・・・お前、凄いこと言ったな・・・・・・・」

大輔の言葉に、先程の言葉を思い返すと、

「あ~・・・・・あははは・・・・・」

理由に思い至った拓也は苦笑する。

「で、この金髪の可愛い子ちゃんが、噂の彼女か?」

大輔がそう尋ねる。

「まあな」

「フェ、フェイト・テスタロッサです・・・・・」

フェイトは、彼女と呼ばれて恥ずかしいのか、頬を赤く染めながら名乗る。

「あ、俺、拓也の友達で同じサッカー部の本宮 大輔。よろしくフェイトちゃん」

「は、はい」

「それにしても拓也。フェイトちゃんみたいな可愛い子と、何時知り合った!?」

大輔が叫びながら問いかける。

「何時って・・・・・小学校からの付き合いなんだが・・・・・・」

拓也はそう答えた。

「・・・・・・お前らって、付き合って何年だ?」

拓也の答えに呆気にとられたのか、そう尋ねる大輔。

「え~っと・・・・・・今年で8年目になるのか?」

そう答える拓也。

「・・・・・・・」

更に呆気にとられる大輔。

小学校から今まで関係が続いている事に驚いているようだ。

「あ~・・・・・拓也、ワリィ。 急用を思い出した。悪いけど、この後の予定はキャンセルだ」

大輔はそう言うと、バイクに乗って走り去る。

「・・・・・そこまで気を使わなくてもいいのに・・・・」

拓也はそう呟くと、フェイトに向き直り、

「ほら」

予備のヘルメットを投げ渡す。

「久々のデートだ。楽しもうぜ」

拓也の言葉に、フェイトは笑顔になり、

「うん!」

大きく頷いた。

拓也がバイクに跨ると、フェイトも後ろに乗り、拓也の腰に手を回す。

拓也はアクセルを吹かし、バイクを走らせた。





デート、と言っても、既に日が傾き始めている時間なので、そう大した事は出来ない。

だが、2人にとっては、一緒にいられる時間が何よりも嬉しい為に、何をしたかはそれほど気にはしなかった。

すっかり日が落ち、帰るためにバイクを走らせていた拓也は、念話でフェイトに話しかけた。

(もう帰るけど、フェイトはプレシアさんの所でいいのか?)

そう尋ねる。

(・・・・・・・・)

しかし、フェイトは黙ったまま。

(フェイト?)

拓也はもう一度問いかける。

すると、

(・・・・・・ねえタクヤ)

(ん?)

フェイトの言葉に返事をすると、

(晩御飯作ってあげようか?)

(はぁ!?・・・・・・あ、いや、それは嬉しいんだけど、プレシアさんは心配するんじゃないのか?)

フェイトの突然の提案に驚くも、拓也はそう問いかける。

(あ、それは大丈夫。母さんは、今日、私が帰ってきてること知らないから)

(おいっ!?知らないって・・・・・!)

(だから大丈夫。それにタクヤも、美味しく食べられるご飯食べたくない?)

(うっ!!)

フェイトに痛いところを突かれる。

現在拓也は、大学の近くのアパートを借りて、1人暮らしをしている。

一応、後学の為にと両親に勧められたのだが、拓也は、掃除や洗濯は普通にこなすものの、如何せん料理だけが壊滅的なのである。

はっきり言って、最初は不味すぎて食べられるものではなかったし、現在でも、食えるには食えるが、お世辞に言っても美味しいと言えるものではなかった。

故に、そろそろ自宅通学に変えようかと本気で悩んでいる。

そんな拓也にとって晩御飯はとても魅力的であった。

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・頼む)

結局は、その誘惑に勝てなかった。







久しぶりに美味しい手作り料理にありつけた拓也は上機嫌だった。

一緒に夕食をとった後は、2人で仲良く後片付け。

その時に、拓也はフェイトに問いかけた。

「なあフェイト。 今日はホントに如何したんだ?」

「えっ? な、何のこと?」

拓也の言葉に、フェイトはそう返す。

「惚けるなって。 今日は何かいつも以上に積極的だし。 その位の違いに気付かない仲じゃないぞ」

拓也の言葉に、フェイトは俯く。

「・・・・・・・・・ねえ」

「ん?」

フェイトはおずおずと口を開く。

「・・・・・タクヤって・・・・・・モテるんだね」

「ブッ!?」

思いがけないフェイトの言葉に、拓也は思わず吹き出した。

「い、いきなりなんだよ?」

気を取り直して拓也が尋ねると、

「今日・・・・・タクヤが告白されてる所を見たんだ・・・・・・」

フェイトはそう答えた。

「そ、そうか・・・・・言っとくけど、ちゃんと断ったからな」

拓也はすぐにそう答える。

「うん・・・・・それは分かってる・・・・・・・でも、不安なんだ・・・・・・」

フェイトは俯きながら答える。

そんなフェイトをみると、拓也は一度頭を掻き、

「ったく、心配するな!俺はどんな事があっても、お前から離れたりはしない!」

そう言って、フェイトを抱き寄せる。

そんな拓也の顔は真っ赤である。

「っ・・・・・・・うん」

突然の事に、フェイトは驚いた表情を浮かべたが、すぐに笑みを浮かべて、拓也に身を委ねた。



少しして落ち着いたのか、フェイトは拓也から離れる。

すると、

「フェイト、風呂でも入ってスッキリしてこい。 後は俺がやるから。 あ、着替えは俺のシャツでも適当に使えよ」

拓也の言葉に、フェイトは少し迷ったが、

「うん・・・・・」

フェイトは頷いて、風呂場へ向かった。

拓也は、残りの食器を手早く片付け、居間に戻ってテレビをつける。

「それにしても、フェイトが不安になってたとはね・・・・・」

拓也は、ふとフェイトと出会ってからのことを思い出していた。

「大輔にも言ったけど、もうアイツと出会って8年になるんだよな・・・・・・」

互いに子供だった自分達も、すっかり成長している。

拓也は、身長が175cm程になり、体つきも男らしく逞しくなっている。

フェイトは、女らしい体格になり、スタイルも良くなっている。

因みにこの2人、キスから先に進んでいない。

とまあ、拓也が物思いに耽っていると、意外と時間が経っていたらしく、

「タクヤ?」

後ろからフェイトの声が聞こえた。

「ああ・・・・もう出たのか・・・・」

そう呟きながら拓也は振り向き、

「ッ!?」

息を飲んだ。

「タクヤ、如何したの?」

そんな拓也の様子に、フェイトは首を傾げながら近付いてくる。

すると、拓也の顔がどんどん赤くなっていく。

今のフェイトの姿は、風呂上りの為に髪が湿っており、全身が火照っており、来ているシャツも男物のため、胸の膨らみが強調されている。

つまり、簡単に言えば、今のフェイトは色っぽく、拓也はそんなフェイトの姿に興奮してきたのだ。

「ねえ、拓也。 大丈夫?」

フェイトは心配そうに拓也の顔を覗き込むが、我慢している拓也にとって、その行動は逆効果だ。

「あ・・・う・・・・・・・」

拓也は顔を真っ赤にして、

「お、俺も風呂に入る!!」

そう叫んで、逃げるように風呂場に駆け込んだ。

少し荒っぽく風呂場のドアを閉めた後、拓也は未だに赤い顔に手を当て、

「やっべぇ~・・・・・もう少しで襲い掛かるところだった」

そう呟く。

拓也も男だ。

“そういう事”に興味があるのは当然だし、フェイトに対して“そういう目”で見た事が無いと言えば嘘になる。

「あ~やめやめ! 俺も風呂入って、スッキリしよ!」

元々考えるのが苦手な拓也は、考えるのを放棄した。




拓也が風呂から出てくると、

「すぅ・・・・・すぅ・・・・・・・」

フェイトが、拓也のベッドの上で無防備に寝息を立てていた。

その姿を見ると、拓也は脱力する。

「こ、こいつは・・・・・・・」

さっきまでの自分の苦悩なんか知ったこっちゃ無いと言わんばかりなフェイトの姿に、拓也はため息をついた。

「はぁ・・・・・・いくら恋人同士だからって、男の部屋で無防備に寝るなよな・・・・・・・」

拓也はベッドの隅に座ると、フェイトの髪を撫でる。

「まあ・・・・・それだけ信頼されてるって事なんだろうけど・・・・・・・男は狼なんだぞ・・・・欲望に負けて襲っちまうぞチクショー・・・・・・」

1人でバカなことを呟いていると、

「・・・・・・・いいよ、襲っても」

「うぉわっ!?」

突然帰ってきた返事に驚く。

拓也がフェイトに顔を向けると、フェイトの目はしっかりと開いていた。

「い、いつから起きてたんだ?」

拓也がそう尋ねると、

「『いくら恋人同士だからって』って所からかな」

「殆ど最初からじゃねーか」

拓也はそう呟くと、

「・・・・・・軽蔑したか?」

男としての本音を聞かれた拓也はそう聞く。

だが、フェイトは首を横に振った。

「ううん、そんなことないよ。 だって、それは男の人として、当然の事なんでしょ?」

「それは・・・・・そうだけど・・・・・・」

「それに、さっきの私の言葉聞いてなかったの?」

「えっ?」

フェイトの言葉に、拓也は疑問の声を漏らす。

「あ、やっぱり聞いてなかったんだ・・・・・・私、結構勇気出したんだよ・・・・・・」

フェイトは身を起こすと、

「私は、“いいよ”って言ったんだよ」

そう言った。

その顔は真っ赤だ。

「・・・・・・・え!?」

呆けていた拓也は、フェイトの言葉の意味を理解すると、思わず声を漏らした。

「だから、いいよって言ったの! 私・・・・タクヤになら襲われてもいいから・・・・・・」

「お、おおお、お前! 意味分かってるのか!?」

続けて言われたフェイトの言葉に、拓也は思わずそう返す。

「その・・・・・タクヤの言ってる事ってアレでしょ・・・・・・その・・・・・えっちな事・・・・・なんだよね?」

フェイトは顔を赤くさせたまま、確認するように呟く。

そんなフェイトの姿に、拓也も顔を赤くさせる。

「そ、そこまで分かってて・・・・・」

「私は・・・・・タクヤになら、何されてもいいんだよ・・・・・」

フェイトは恥ずかしいのか、顔を逸らしながらそう呟いた。

だが、拓也はフェイトの肩が震えている事に気付く。

拓也はフェイトの肩に手を置き、

「フェイト、無理しなくていい。 嫌なら嫌と言え。 俺は、お前が嫌がることなんかしたくないんだ」

そう言った。

すると、フェイトは勢い良く顔を上げ、

「ち、違うの! 嫌なんかじゃない!」

そう叫ぶように言う。

「そ・・・・それは・・・・・少しは怖いけど・・・・・・でも、絶対に嫌なんかじゃない」

フェイトは続けてそう言った。

「私・・・・・変なんだ・・・・・・・タクヤが告白されてる所を見てから・・・・・・不安な気持ちが消えないの・・・・・・・・」

「フェイト・・・・・」

「おかしいよね・・・・・タクヤが私から離れてくわけ無いって分かってるのに・・・・・・・不安・・・・・ううん違う・・・・・嫌なんだ・・・・・・タクヤが他の女の子と一緒にいるのが・・・・・・・話をしてるのが・・・・・・・・・」

フェイトは自分の気持ちを正直に言葉にする。

「私って・・・・・独占欲が強かったみたいなんだ・・・・・・・・タクヤを・・・・・・誰にも渡したくない・・・・・・・」

フェイトはそう言って、拓也を見る。

その瞳に偽りは無かった。

その言葉に、拓也は、

「嬉しいな」

そう言った。

「えっ?」

拓也の言葉に、フェイトは声を漏らす。

「俺も同じだよ。 言っただろ? 俺はお前を他の誰にも渡すつもりはないって・・・・・」

「タクヤ・・・・・・・・」

見詰め合う2人は、自然と顔が近付いていき・・・・・・・・唇を合わせた。






「あっ・・・・・・・」

一糸纏わぬ姿のフェイトが、ベッドに倒れる。

「フェイト・・・・・・」

同じく、衣服を脱ぎ捨てた拓也が、フェイトの上に覆いかぶさるような体制になる。

「タクヤ・・・・・・」

お互いの名前を呟き、2人はキスを交わす。

キスをしたまま、拓也は右手でフェイトの胸に触れる。

「んあっ」

触れた瞬間、フェイトは唇を離し、声を上げた。

「胸、大きくなったな・・・・」

拓也はそう言いながら、フェイトの胸を優しく揉む。

「んっ・・・・あっ・・・・・う、うん・・・・・この数年は特にね・・・・・」

フェイトは顔を赤くしつつそう言う。

「タクヤは・・・・・胸は大きいのはイヤ・・・・?」

フェイトは若干不安げに問いかける。

「・・・・俺は、フェイトの全てが好きだ」

拓也は迷い無く答えた。

拓也の答えに、フェイトは笑みを零す。

「わ、私も・・・・タクヤの全部が・・・・・好き・・・・んあっ!」

フェイトが声を上げる。

拓也がフェイトの右の乳首を摘んだのだ。

「あっ! ち、乳首摘んじゃ・・・・!」

拓也はそのまま、その乳首を口に含む。

「ああっ! タッ、タクヤッ!」

乳首を軽く噛み、舌先で転がす。

「はっ! やっ! か、噛んじゃ駄目っ! おかしくなっちゃう!」

フェイトは、次から次に与えられる刺激に耐え切れず、声を上げる。

拓也は、胸を揉んでいた右手を離し、下へ移動させていき、フェイトの秘所に触れる。

「ひあっ!?」

それにも堪らず声を上げるフェイト。

「・・・・・・感じてるのか?」

小声で呟く拓也。

「う、うん・・・・・・タクヤに触られる所が、気持ちよくて・・・・・・・声がっ・・・・・・抑えられないよ・・・・・」

フェイトは、途切れ途切れにそう言う。

「我慢する必要なんか無い・・・・・もっと聞かせてくれ・・・・・お前の声」

「タクヤ・・・・・ふあっ!」

拓也の言葉に感化されたのか、フェイトの声は少し大きくなる。

すると、拓也はフェイトから身体を一旦離し、下のほうに移動する。

「ふぁ・・・? タクヤ?」

拓也の行動を怪訝に思ったフェイトが疑問の声を上げる。

だが、拓也は恥ずかしそうに閉じられていたフェイトの膝を持つと、横に開いた。

拓也の目の前に、フェイトの秘所が露になる。

「やっ! タッ、タクヤ! は、恥ずかしいよう!」

フェイトは反射的に手で秘所を隠そうとした。

「恥ずかしがることなんか無い・・・・・綺麗だぞ、フェイト・・・・・・」

拓也はそう言うと、フェイトの手をゆっくりと退かす。

抵抗は無かった。

拓也の目の前に、再び綺麗なピンク色をした秘所が露になる。

すると、拓也は躊躇無くそこに舌を這わせた。

「ひぁっ!? タッ、タクヤッ!? そ、そんなトコ! 汚いよう!」

フェイトは、堪らずそう声を上げる。

拓也は一旦中断すると、

「お前に汚い所なんか無いさ」

そう言うと、再び舌を這わせる。

「はぁっ!・・・・あっ!・・・・・ はぁっ!・・・・・ ああっ!」

フェイトは、舌の動きに合わせて声を上げる。

「タ、タクヤ!・・・・・んあっ!・・・・・・・はっ!・・・・・・ふあっ!」

フェイトの秘所からは、愛液が溢れてくる。

「凄いな・・・・・フェイトのここから、どんどん溢れてくる」

拓也の言葉に、

「やぁ・・・・そんな事・・・・言わないでぇ!」

フェイトは恥ずかしくなったのか、両手で自分の顔を覆う。

拓也は、フェイトの秘所を舐めながら、クリトリスを指で転がす。

すると、

「んぁああっ!?」

フェイトは一番の反応を見せた。

拓也はそれを見ると、舌と指の動きを激しくする。

「はぁ! ああっ! んんっ! んあっ!」

フェイトの息が荒くなってくる。

「はぁっ! はぁっ! あっ! はぁっ! はあっ! ああっ! あっ!あっ!あっ!あっ!」

徐々に余裕が無くなっていき、

「あっ!あっ!あっ!あっ!タッ、タクヤ! な、何か来る! キちゃうよぉ!!」

フェイトの限界が訪れそうになると、拓也はクリトリスを摘んで軽く捻った。

それが止めとなり、

「ひぁああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

フェイトは絶頂に達した。

背中を弓なりに反らせ、秘所からは大量の愛液が溢れる。

やがて、全身から力が抜け、フェイトはベッドに全身を預ける。

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・」

絶頂の余韻に浸るフェイトに、

「大丈夫か?」

拓也は声をかける。

「う、うん・・・・・でも、いきなり激しすぎるよ・・・・・・」

フェイトは息を整えながらそう呟く。

「あ・・・ああ、悪い・・・・・・自分でも止まらなくて・・・・・・」

拓也は申し訳無さそうに謝る。

そんな拓也の様子に、フェイトはクスリと微笑むと、

「タクヤ・・・・・」

拓也の名を呟きながら身体を起こし、

「・・・・今度は・・・・・私が」

「え?」

呟かれたフェイトの言葉に、拓也は声を漏らす。

「私が・・・・・タクヤを気持ちよくしてあげる」

フェイトはそう言うと、座っていた拓也の前に屈みこみ、既にギンギンにそそり立っていた拓也のペニスに触れた。

「ッ!? フェ、フェイト!?」

フェイトの行動に驚く拓也。

「凄い・・・・・・想像してたのより、ずっと大きいや・・・・・」

フェイトは、拓也のペニスに触れながらそう呟く。

フェイトは、ペニスの大きさに若干驚きながらも、2、3回手で扱き、一瞬躊躇した後、

「んむっ!」

思い切って口に含んだ。

「うぁっ! フェ、フェイト・・・!」

その快感に声を漏らす拓也。

「んっ・・・・んちゅ・・・・・ん・・・・・」

フェイトは、口を動かして拓也に快感を与える。

「んむっ・・・・・ちゅ・・・・・・うむっ・・・・」

「うっ・・・・く・・・・・・」

ペニスに絡みつく舌と唇の動きに、拓也は声を漏らす。

すると、フェイトは一旦口を離し、

「ぷはっ・・・はぁ・・・はぁ・・・・タクヤ・・・・・気持ち良い?」

そう問いかけてくる。

「ああ・・・・最高だぜフェイト・・・・」

拓也は正直に答える。

「クスッ・・・・良かった」

フェイトは一度笑みを零すと、

「んちゅ・・・・・・」

再び拓也のペニスを口に含み、再び動かし始める。

「んっ・・・・んっ・・・・・んっ・・・・」

最初はぎこちなかったフェイトの動きも、慣れてきたのかスムーズになってくる。

それに伴い、拓也に与えられる快感も増していく。

「うっ・・・・くっ・・・・・フェ、フェイト・・・・!」

拓也は、限界が近いことを感じる。

「んっ・・・・んむっ・・・・・んっ・・・・・・」

それを感じ取ったのか、フェイトの動きのペースも速くなってくる。

「んっ・・・んっ・・・んっ・・・!」

「フェ、フェイト! 離れろ! も、もう出そうだ!」

限界寸前だった拓也はフェイトに離れるように言ったが、フェイトは離れず、逆に思いっきり吸った。

「んちゅぅぅぅ!」

その快感に、拓也は耐えれる筈も無かった。

「うあっ! フェイト! でっ、出るっ!」

拓也はフェイトの口内で、思い切り射精した。

拓也のペニスはドクドクと大量の精液を吐き出す。

「んっ!んむぅ~・・・・・」

それを、フェイトは全て口で受け止めた。

やがて、射精が終わると、フェイトはペニスから口を離す。

フェイトの口の中には、拓也の精液が含まれている。

「あっ、わ、悪いフェイト。 ティッシュ、ティッシュ・・・・」

拓也は慌ててティッシュを探そうとしたが、

「ん・・・・・」

フェイトに手を掴まれてその行動を止められる。

「フェイト?」

拓也がフェイトに振り向くと、フェイトは拓也の行動を否定するかのように首を横に振り、

「んむっ・・・・・」

――ゴクリ

と、拓也の精液を飲み込んだ。

「フェ、フェイト!?」

その行動に拓也は驚くが、

「・・・・ちょっと・・・・苦いかな・・・・・?」

フェイトは、気にしてないといった様子でそう呟いた。

フェイトは拓也に視線を戻すと、

「フフッ・・・・」

何故か笑みを零す。

「?」

拓也は首を傾げるが、

「タクヤのココ、まだ元気だね」

フェイトは拓也のペニスを見て言った。

拓也のペニスは、1回出したにも関わらず、衰えることなくそそり立っている。

「あ・・・う・・・・・お、お前が魅力的過ぎるからだよ!」

拓也は、若干恥ずかしいのかそう叫ぶように言った。

すると、フェイトはベッドに仰向けに倒れる。

「じゃあタクヤ・・・・・来て・・・・」

フェイトは、拓也に両手を伸ばし、そう言った。

「フェイト・・・・・・」

拓也は、フェイトに覆いかぶさる。

フェイトは拓也の首に手を回し、拓也はフェイトの膣口にペニスの先をあてがう。

すると、

「本当は・・・・・まだ怖いんだ・・・・・・出来れば・・・・・優しくしてね・・・・・」

フェイトは、震える声でそう言った。

「フェイト・・・・・・」

拓也はフェイトに軽くキスする。

「力を抜いてた方が、まだマシらしいから・・・・・・・出来るだけ力抜いてろよ」

「うん・・・・・」

フェイトは、拓也の言った通り力を抜く。

とは言っても、緊張している所為か、まだ身体は強張っている。

だが、それも仕方ない。

お互いに初めてなのだ。

緊張するのも当然だろう。

「じゃあ、行くぞ」

拓也は、フェイトに最後の確認を取る。

「・・・・・・・・うん」

少し間が空いた後、フェイトは頷いた。

拓也はそれを確認すると、少しずつフェイトの膣に自分のペニスを押し進める。

「うっ・・・・・くっ・・・・・・ああっ!」

フェイトは、その痛みに声を上げる。

「フェイ・・・・・ト・・・・・・・」

拓也も、想像以上の膣の狭さに、押し進めるのも必死である。

「あっ!・・・・・・いっ!痛いっ!」

フェイトは思わず声を上げる。

その声に、拓也は思わず動きを止める。

「だ、大丈夫か? フェイト」

そう聞くと、

「タ、タクヤ・・・・・・全部入ったの?」

フェイトは潤んだ瞳でそう問いかけてくる。

「・・・・・・いや、まだ先っぽだけだ」

拓也は正直に答える。

「そう・・・・・なんだ・・・・・・」

そんなフェイトの様子に、

「なあ・・・・やっぱり今回はここで・・・・」

「やめないで!」

拓也の言葉を全部聞く前に、フェイトが叫んだ。

「お願いだから・・・・・止めないで・・・・・・」

フェイトは懇願するように呟く。

「・・・・・・わかった・・・・・・もう少し我慢してくれ」

フェイトの言葉に、拓也は頷き、そう応える。

「うん」

フェイトも頷き、

「うぁああっ!」

押し進められたペニスに声を上げる。

「うぐっ・・・・・」

拓也もフェイトの膣から感じる快感に必死に耐えながら、ペニスを少しずつ押し進める。

やがて、拓也のペニスの先に、抵抗が感じられた。

フェイトの処女膜だ。

拓也は、一旦そこで動きを止める。

「う・・・・タクヤ?」

フェイトが疑問の表情を向ける。

拓也は、フェイトの眼を見て、

「フェイト、これからお前の純潔を奪う」

「ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・うん」

拓也から言われた言葉に、フェイトは声を漏らしそうになるが、覚悟を決めて頷いた。

「行くぞ」

拓也はそう言うと、腰に力を加える。

「う・・・あ・・・・」

フェイトが声を漏らしたとき、

「うおっ!?」

ブツッ、っと言う何かがちぎれた感覚を感じると同士に、拓也のペニスが、一気に根元まで入り込んだ。

「いっ!・・・・・いたっ!・・・・・・・痛いぃぃぃぃぃ!!!」

フェイトは泣き叫ぶように声を上げる。

「フェイト!!」

拓也はフェイトを抱きしめる。

「ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」

フェイトも声にならない声を上げ、拓也の背中に手を回す。

だが、未だに痛みが引かないのか、フェイトは拓也の背中に爪を立てる。

背中に爪が食い込む痛みが拓也を襲うが、『こんなのフェイトの感じている痛みに比べれば』という思いで声や表情には全く出さなかった。

拓也は、フェイトが落ち着くまで動かずに抱きしめ続ける。

2人が繋がっている秘所からは、純潔の証である、一筋の血が流れ出ていた。

「はぁ!・・・・・・はぁ!・・・・・」

やがてフェイトは、荒い息を吐きはじめる。

漸く痛みに慣れてきたようだ。

「フェイト・・・・・・」

拓也はフェイトの頭を優しく撫でる。

「タクヤ・・・・・」

フェイトの瞳からは、涙が溢れていた。

拓也は、大丈夫かと声をかけようとしたが、

「嬉しいよ・・・・・」

呟かれたフェイトの言葉に、拓也は驚いた。

「私達・・・・・1つになれた・・・・・・それがとても・・・・嬉しい・・・・」

フェイトは、未だ続く痛みに耐えながら、笑顔を作る。

「ああ・・・・・俺もだ・・・・・」

拓也もそう笑顔で答えた。

「ん・・・・・タクヤ・・・・」

「ん?」

「動かないの?」

思いがけないフェイトの言葉に、

「無茶すんな。 まだ痛いんだろ?」

拓也はそう言った。

「でも・・・・・」

「気にするなって、こうしてるだけでも、十分気持ち良いし」

拓也はフェイトにそう言う。

しかし、それは半分嘘である。

確かに入れたままでも気持ちいい。

しかし、気持ち良過ぎて、このまま動いたらすぐに射精してしまいそうだったのだ。

何とか落ち着く為に、拓也にも時間が必要だった。



暫くして、

「うん・・・・もう大丈夫だよ、タクヤ」

フェイトがそう言う。

「そうか・・・・? 我慢できなくなったら言うんだぞ」

「うん・・・・」

拓也は、腰をゆっくりと引く。

「うっ・・・・うあっ・・・」

フェイトは声を漏らす。

拓也はギリギリまで引くと、今度はゆっくりと押し進める。

「んんっ・・・・くぅ・・・・」

フェイトから聞こえる声は、痛みを我慢する声。

再び拓也はゆっくりと腰を引く。

「いっ・・・・・ううっ・・・・」

ゆっくりと押し進める。

「あぐっ・・・・・く・・・・・・」

それを何度も繰り返す。

「うっ・・・・・ぐっ・・・・・・あぐ・・・・・・」

その間聞こえてくる声は、痛みに耐える声。

拓也も、今までに無い快感を感じており、射精しないように我慢するだけで精一杯だ。

しかし、

「うぐっ・・・・・・・・・いっ・・・・・・・・あっ・・・・・・」

少しづつ、フェイトの声に変化が訪れた。

「つぅ・・・・・・・・あっ・・・・・・・くぅ・・・・・んあっ・・・・・・・」

痛みを我慢する声の中に、僅かだが嬌声が混じり始める。

「あっ・・・・・・んあっ・・・・・・・いっ・・・・・・・ああっ!」

そして、徐々に嬌声が占める割合が多くなってきている。

いや、嬌声の割合の方が、多いぐらいだ。

「・・・・・タ・・・・・クヤ・・・・・・・・」

フェイトが拓也の名を呼ぶ。

「何だ?フェイト」

拓也はフェイトに呼びかける。

「・・・・・っと・・・・」

僅かに聞こえたフェイトの声。

「え?」

「・・・・っと・・・・・・もっと・・・・・・もっと動いて・・・・・・」

その言葉に驚く拓也。

「はぁっ・・・・・・ああっ・・・・・・・んっ・・・・・・・・あっ」

フェイトの声の中には、痛みに耐える声は殆ど無い。

「フェイト・・・・・・」

拓也は、腰の動きを少し速める。

「んっ・・・・あっ・・・・はぁっ・・・・あっ」

フェイトは、拓也の腰の動きに合わせて声を漏らす。

だが、やはり痛みを思わせる声はしなかった。

それが分かると、

「フェイト・・・・・フェイト!」

今まで我慢していた拓也は、一気に動きを速めた。

「はぁっ! あっ! あっ! んぁっ! はっ!」

腰の動きに合わせて、フェイトの豊かな乳房も揺れる。

「はぁ・・・・はぁ・・・・!」

そんなフェイトの姿に興奮している拓也は、腰を振りながら、その揺れる乳房を揉みしだく。

「ふあっ! はぁっ! ああっ! タッ、タクヤぁ!」

フェイトも、徐々に登り詰めていく。

「くっ・・・はぁ・・・・フェイト・・・・フェイト・・・・・」

拓也は、フェイトの名を呼ぶ。

「タクヤ! タクヤ!!」

フェイトの両手が、拓也を求めるように宙を彷徨う。

拓也は、フェイトの両手に自分の両手を合わせ、指を絡め合う。

そのまま、しっかりと握り合い、そのまま拓也は、フェイトに覆いかぶさる形になる。

「あっ! あっ! タクヤッ! 私っ! もうっ!」

フェイトは、もう限界が近いことを伝える。

「お、俺も・・・・・もうすぐ・・・・・」

拓也も、限界が近いことを悟った。

拓也は、ラストスパートをかける。

「あっ! ああっ! あんっ! んあっ! あっ! あっ! あっ! あっ!!」

フェイトは、一気に絶頂への階段を駆け上る。

「もう・・・・・出る!」

拓也は僅かに残っていた理性で、中出しは拙いと判断し、フェイトの中から引き抜こうとして、思い切り腰を下げた。

だが、

「ッ!?」

いつの間にか、フェイトの足が拓也の腰をガッチリと固定しており、引き抜くことが出来ず、逆にその反動で、最奥まで突き込む結果となった。

「あっ!! んぁああああああああああああああああああああっ!!!!!」

その最後の一突きによって、フェイトは絶頂に達し、

「うあぁっ!!」

拓也は、フェイトの最奥で、思い切り射精した。

ドクドクとフェイトの奥に流れ込む精液。

フェイトの膣は、最後の一滴まで搾り取らんと、拓也のペニスを締め付ける。

「うくっ・・・!」

拓也はその動きに声を漏らす。

やがて、フェイトの足が緩み、拓也の腰が解放される。

それと共に、ズルリとフェイトの膣内から、拓也のペニスが抜け出る。

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・はぁ・・・・・・・」

絶頂の余韻に浸るフェイトの膣からは、血と精液が混じりあい、ピンク色となった液体が漏れ出している。

拓也も、仰向けで後ろに手を付いた状態で息を整え、ふと前を見た。

その途端、

「・・・・・・嘘だろ・・・・・・」

拓也は思わず声を漏らす。

拓也の視線の先には、相変わらず上を向いてそそり立つ、自分のペニスがあった。

「・・・・・・俺って、こんなに性欲強かったのかよ・・・・・・・」

今まで知らなかった自分の性癖に頭を抱える。

そんな時、

「タクヤ」

フェイトの声に顔を其方に向けると、

「フェ、フェイト!?」

拓也は思わず叫んだ。

フェイトは、後ろを向いて手を前につき、お尻を拓也に突き出すような形で、顔は拓也の方を向いていた。

「いいよ・・・・もっとしても」

フェイトは上気させた顔でそう言った。

「お、おい! ホントに無理すんなって! お前初めてだったんだぞ! これ以上は・・・・・」

拓也はそう言って止めようとしたが、

「初めてだからこそ・・・・・・タクヤの全部を受け止めたいんだ・・・・・・」

「フェイト・・・・・・」

拓也を誘うフェイトの姿に、感覚が高ぶっている拓也が我慢できよう筈も無かった。

拓也はフェイトに近付いていく。

そして、フェイトの腰を掴み、自分のペニスを再び膣口に宛がうと、

一気に突き込んだ。

「んああああああっ!!」

フェイトは嬌声を上げる。

拓也は腰を動かし始める。

「はぁっ! んあっ! はぁ! ああっ!」

先程の血と精液が潤滑油になっているのか、先程よりもスムーズに抽送が行なわれる。

それによって、フェイトにも痛みは無いようだ。

「ふあっ! はぁっ! はぁっ! ああっ!」

拓也も先程よりか慣れてきたのか、動きが速くなっていく。

「あっ! あっ! あっ! あっ! んあっ! あっ! はぁっ! ああっ!!」

拓也の動きに合わせて、フェイトが声を漏らす。

「フェイト・・・・・フェイト・・・・・」

フェイトの動きで、ぶるんぶるんと揺れる乳房を、拓也は後ろから両手で包み込む。

「ふああっ!! タクヤッ!! いいよっ!! 気持ち・・・・・・いいっ!!」

先程の絶頂の余韻が残っていたフェイトは、余り時間をかけずに再び絶頂への階段を登っていく。

「ああっ!! あっ! はぁっ! あっ!」

フェイトは手で身体を支えられなくなり、上半身が前に倒れ、お尻だけを突き上げる形になる。

拓也は、乳房から手を離し、フェイトの細い腰を両手で掴むと、更に腰の動きを速める。

「あっ! んっ! あっ! あっ! あっ! はっ! ああっ! ふああっ!!」

フェイトの乳房は、ベッドと自分の間で挟まれいやらしく形を変える。

「ああっ! あっ! ひぁっ! タ、タクヤ! 私! また!」

フェイトが、限界が近付いていることを叫ぶ。

「ああ・・・・・フェイト・・・・・俺もだ・・・・」

拓也は腰を振り続けながら答える。

「ふあっ! あっ! タクヤ! また一緒に! 一緒にぃ!!」

フェイトの懇願するような言葉に、

「ああっ! 一緒にイクぞ!!」

拓也はラストスパートをかける。

「はっ! はっ! はっ! はっ! ああっ! あっ! あっ! あっ!」

最早、拓也の動きは叩きつけるような動きだ。

「ああっ! はぁっ! あっ! あっ! あっ! あっ! はあっ! あっ! あっ!! ああっ!!! タッ、タクヤッ! イクッ! もう・・・・・」

「うおおおおおおおっ!」

拓也は激しく腰を叩きつける。

もう、拓也の頭に外に出すなどという選択肢は存在してなかった。

拓也が、最奥まで思い切り突き込んだ瞬間、

「イクッ! いっ! ああっ!! ああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」

フェイトが絶頂に達し、

「うぐっ・・・・あああっ!!」

拓也が今迄で最高の量の精液を解き放った。

再びフェイトの中に流れ込む精液。

だが、2人の結合部の隙間から、入りきらない精液が漏れ出す。

「くはぁっ・・・・・!」

2人は力尽きたように崩れ落ちる。

拓也は、何とかフェイトを下敷きにしないように、位置をズラす。

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・」

ベッドの上に倒れる2人。

息を整えた時、漸く拓也は、また中出しをしてしまった事に気付く。

「あ~・・・・悪いフェイト」

とりあえず、拓也は謝る。

「はぁ・・・・はぁ・・・・・え?」

息を整えている最中だったフェイトは、何のことかと首を傾げる。

「その・・・・2回も中で出しちまった・・・・・・」

拓也のその言葉を聞くと、フェイトはクスリと笑い、

「赤ちゃん出来ちゃったら、如何する?」

そう問いかけてきた。

「えっ? あ・・・・・そ、そりゃあ責任は取るし、ちゃんと養ってくために、大学辞めて就職しなきゃな・・・・・」

拓也は若干動揺したが、そう答える。

「フフッ・・・・ちゃんとそこまで考えてくれてるんだ」

フェイトは、拓也の方を向いて、笑みを零す。

「でも、本当に赤ちゃん出来ちゃったら、本当にお願いね」

「ああ」

フェイトの言葉に、拓也は迷わず頷く。

そんな拓也の姿に、

「タクヤ・・・・愛してる」

フェイトはそう言い、

「俺も愛してるぞ・・・・・フェイト」

拓也もそう返す。

そして2人は、自然とキスを交わすのだった。






因みに、翌日管理局の仕事に戻ったフェイトだが、なのはとはやてに、様子がおかしい事に気付かれ、一発でバレたのは余談である。





あとがき

アダルトステージ第二弾。

拓也とフェイトです。

なんか気分的にコッソリ投稿しときました。

気付く奴はいるのか!?

第一弾よりかは、上手くかけたとは思うけど、初体験にしてはやり過ぎですかね。

とりあえず、恥ずかしゅうて、感想への返信が出来ないのはご勘弁を・・・・・・

次やるとしたら、輝一×シグナムあたりか?

では、気が向いたらまた。




[14854] アダルトステージ03 夜天に輝く光
Name: 友◆ed8417f2 ID:11075f73
Date: 2010/08/29 19:19


アダルトステージ03 夜天に輝く光



ある日の朝、はやては念入りにおしゃれをしていた。

「ん~と……こんなもんかな?」

鏡を見て、おかしい所が無いかどうかをチェックする。

すると、

「おはようございます、主はやて」

起きてきたシグナムが、はやてに挨拶をする。

「ああ、おはようシグナム」

はやてがそう返すと、

「今日は主はやては休日でしたね。 いつも以上に化粧に念を入れているようですが、何かあるのですか?」

シグナムがそう尋ねる。

すると、はやては呆れたような表情をして、

「シグナム……今日が何の日か覚えてないんか?」

そう言われたシグナムは、

「は? 今日……ですか?」

本当に分かって無いのか首を傾げる。

すると、更にはやては呆れた表情をして、

「……今日はコーにぃの誕生日やで。 私とコーにぃは、何とか今日休暇が取れたんや」

そう言った。

はやての言うとおり、今日は、輝二の20歳の誕生日だ。

その言葉ではっとなるシグナム。

「おお、そう言えばそうですね」

シグナムは納得したように頷く。

しかし、はやてはシグナムのその反応を見ても、呆れた表情は戻らず、

「シグナム………ここまで言ってもわからんか?」

そう言うはやての言葉に、

「は? 何がでしょうか?」

そう返すシグナム。

はやてはため息を吐き、

「はあ………コーにぃの誕生日って事は、イチにぃの誕生日でもあるって事なんやで」

そう言った。

そう、今日は輝二の双子の兄である輝一も、当然ながら誕生日だ。

その言葉で、

「あっ! そ、そうでしたね!」

若干動揺を見せるシグナム。

「シグナム……少しぐらい気ぃ使わんと、イチにぃに愛想つかされてまうで」

呆れたように呟くはやて。

「な、何をいきなり!? 私とキムラはそのような関係では!」

顔を赤くしながら、否定の言葉を叫ぶシグナム。

だが、動揺しているのが丸分かりだ。

(まあ、イチにぃはシグナムにベタ惚れやから、シグナムに愛想尽かすことなんかありえへんのやけど………)

心の中で、そう呟くはやて。

「まあ、今日の仕事が終わったら、イチにぃにケーキぐらい持ってった方が、好感度アップに繋がるで」

はやてはそういい残すと、バッグを持って、早々に立ち去った。

残されたシグナムは、

「こ、好感度アップ………い、いや、しかし……」

大いに悩みまくっていた。





輝二との待ち合わせ場所に着いたはやて。

そこには、既に輝二が待っていた。

「あ、コーにぃ、待った?」

「いや、俺もついさっき来たところだ」

典型的ともいえる恋人のやり取りを交わす2人。

すると、はやては自然に輝二の腕に腕を絡める。

「ほな、行こうか」

「ああ」

そう言って、2人はデートに行くのだった。




2人のデートは、ごくシンプルなもので、映画館に行ってから2人で昼食。

そのあと、公園を散歩したり、簡単な買い物を楽しんだり。

あっという間に日が沈み、2人はレストランで夕食を食べ終えた所だった。

レストランの外に出ると、

「さて……久々に羽も伸ばせたし」

輝二はそう言って、一度身体を伸ばす。

「じゃあはやて、送ってくぞ」

輝二ははやてにそう言うが、はやては俯きぎみに何かを考え込んでるようだった。

「はやて?」

気になった輝二がはやてに尋ねると、

「なぁコーにぃ。 私達、付き合って8年になるやん?」

「ん? まあな」

はやての言葉に輝二が頷く。

「そうやろ? けどな、8年も付き合ってて、キスから先に進んで無いって言うのは、ちょっと問題やないかなぁと………っていうか、キスは小学生の頃に済ませとるから、実際全然進展して無いってことやないか?」

「……何が言いたいんだ?」

輝二は首を傾げる。

「つまりや、ここらで私らももう一歩先に進んだ方がええやないかってことや」

流石にその言葉でどういう意味かを悟り、頬を染めながら慌てる輝二。

「お、おま……何言って……!」

「フェイトちゃん達だって、この前大人の階段登ったらしいで」

はやての言葉に、呆然となる輝二。

「た、拓也達がか?」

思わずそう聞く。

「そや」

はやては頷く。

「だから私らも………な?」







2人は、ホテルの一室で向かい合っていた。

「じ、自分から言い出しといて何やけど、き、緊張するわ………」

はやてが思わずそう言った。

「………俺もだ……」

輝二もそう呟く。

その言葉を聞くと、はやては笑みを零す。

「まあ、確かにコーにぃってクールなイメージやけど、実際は結構な恥かしがりやさんやもんね」

「う、うるさいな………」

はやての言葉に、恥かしいのか輝二は頬を掻く。

「コーにぃ」

はやてに呼ばれ、輝二が顔を戻すと、

「んっ……!」

はやてが突然キスしてきた。

「んっ……んむ……ぷはっ!」

はやては少しして離れると、

「大好きやで、コーにぃ………」

頬を染めてそう呟いた。

「ああ……」






「ん………あっ!」

はやてがベッドで声を上げる。

2人は、既に何も着ていない。

「はやて……」

輝二がはやての名を呟く。

「へ、変な感じやな……」

はやては、初めて味わう感覚に若干の戸惑いを見せる。

再び、輝二の手がはやての胸に触れる。

「あ……」

声を漏らすはやて。

「ん………私……フェイトちゃんやなのはちゃんほどスタイル良くないんやけど………」

「お前は十分魅力的だ」

輝二の言葉に、顔を赤く染めるはやて。

「コーにぃ……そんな恥かしい事ズバッと言わんといてな……」

「俺はお世辞を言うのは苦手だからな」

「あうぅ………だから……んぁっ!」

はやては、乳首を摘まれ、声を上げる。

「や……いきなり………」

輝二の指の動きに合わせてはやてが声を上げる。

「はっ……あっ……や……そこっ……」

はやては、感じているのか、秘所から愛液が漏れ出す。

「………如何だ?」

「ん………なんか変な感じやけど……んっ……気持ち……ええんやと思う……」

輝二はそれを聞くと、はやての秘所に指を這わせる。

「うひゃあっ!?」

はやては、ビクンと体を震わせる。

「だ、大丈夫か……?」

予想以上のはやての反応に、輝二は思わずそう尋ねる。

「だ、大丈夫や……ちょっとビックリしただけやから……」

「そうか……」

その言葉に安心すると、輝二は再び秘所に刺激を与える。

「んっ! やっ! あっ!」

その度に声を上げるはやて。

既に輝二の手は、はやての愛液でビショビショに濡れていた。

「感じやすいんだな、はやて………」

「はあっ! だ、だからっ! そういう恥ずかしい事をっ! さらっと言わんといてや!」

はやては、感じながらもそう叫ぶ。

すると、

「はぁっ! あ、あかん! もう我慢できへん! あああああああああっ!!」

はやては一際高い声を上げて、いきなり絶頂へ達した。

はやての秘所からは、愛液が吹き出る。

いわゆる潮吹きであった。

その事に驚く輝二。

「す、凄いな……はやて……」

「はぁ……はぁ……」

力なくベッドに倒れ、息を整えるはやて。

「じ、自分でもビックリや……まさか、初めてでここまで感じるとは思わへんかったから………」

はやてはそう呟くと、ニッコリと微笑み、

「じゃあ、来てやコーにぃ……私の初めて………貰ってや………」

「………ああ」

はやての呟きに、輝二は頷いた。

輝二は、既に愛液でベタベタであるはやての秘所にペニスを添える。

「行くぞ……」

輝二は、一応はやてに確認を取る。

「……うん」

少しの間を置いて、はやては頷いた。

輝二は、ペニスを押し進める。

輝二は、相当な抵抗を予想していた。

だが、

「うおっ!?」

「あっぐ!?」

輝二が驚きの声を漏らすと共に、はやては小さな悲鳴を漏らした。

確かに、はやての膣は狭かった。

だが、愛液が大量に溢れていた為か、意外にもすんなりと奥まで入ってしまった。

しかし、はやての膣は強く輝二のペニスを締め付けて来る上に、純潔の証である血もはやての秘所から流れている為に、はやても初めてであった事は間違いない。

ところが、はやては確かに痛みを感じたようだが、その痛みはそれほどでも無い様だ。

「はやて……痛く無いのか?」

輝二はそう問いかける。

「ん……確かに痛かったけど、もう平気や」

はやてはそう答える。

はやての表情からは、無理に我慢しているという感じではない。

輝二は、試しに一度ペニスを引き、突き込む。

「んあっ!」

はやてが上げた声に、痛みに苦しむ感情は感じられない。

それどころか、

「ん……コーにぃ……今の気持ち良かったで」

そんな事を言ってきた。

輝二は、ゆっくりとピストン運動を開始する。

「あっ……んっ……ふあっ……」

はやての上げる声は、全てが嬌声のみ。

「あっ……はっ……コーにぃ……もっと……」

はやては、初めてとは思えない言葉を口にする。

輝二は、ピストン運動のスピードを速めてみる。

「ふあっ! はっ! ああっ! いいでっ!」

輝二の動きに合わせて、声を上げるはやて。

「うっ…く……はやて……」

あまりの快感に、声を漏らす輝二。

「コーにぃ! コーにぃ!!」

どんどん声が大きくなるはやて。

「は、はやてっ!」

輝二は、はやてを抱き起こし、正面から抱き合う形になる。

小柄なはやては、輝二に軽々と持ち上げられた。

「はぁっ! あっ! コーにぃ!」

はやても輝二の背中に手を回す。

「はあっ! ああっ! ふあっ! あっ! お、奥に……当たっとる……んあっ!」

輝二の突き上げに、はやてはどんどん高みへと登り詰める。

「あ、あかん! も、もうイク! イってまう!!」

はやては、限界が近い。

「うぐっ……は、はやて……俺も、もう……」

輝二も、限界が近い事を伝える。

「そ、そんなら……一緒に……一緒にぃ!!」

はやては叫び、輝二はそれに応えるようにラストスパートをかける。

「はっ! あっ! ふあっ!! あっ!!」

はやての声に余裕が無くなり、

「は、はやてっ!!」

輝二は、最後の一突きを突き込んだ。

「あっ! コーにぃ……イクッ! イッ! あっ! ああああああああああああああああっ!!!!」

はやては絶頂に達し、

「うぐっ!!」

輝二ははやての最奥で精子を解き放った。

互いに強く抱きしめ合う。

そして、輝二が下になるように、2人は抱き合ったままベッドに倒れた。

「ああ………」

絶頂の余韻に浸るはやて。

「コーにぃの……熱いの……感じるで……」

輝二の胸の上でそう呟くはやて。

「はやて………」

輝二は、はやての髪を撫でる。

「ん………」

はやては眼を瞑って、それを受け入れる。

「コーにぃ………」

はやては、眼を瞑ったまま、輝二の名を呟く。

「如何した?」

輝二がそう尋ねると、

「私……今、最高に幸せや……」

そう呟いた。

「俺もだ……」

輝二もそう呟き、はやてを抱きしめながら眠りにつくのだった。







あとがき

アダルトステージ03の完成。

輝一×シグナムをやろうと思ってたけど、輝二×はやてを先にやった方がという意見があったので輝二×はやてをやってみました。

結果、難しかったの一言に尽きます。

輝二の性格上、どうやったら行為に及べるかと試行錯誤した結果、かなり強引な感じになりました。

完成度は、前回に比べると、幾分劣るかと………

次は輝一×シグナムだな。

こっちは、書こうと思えばスムーズに書けるような気が………

相変わらず18禁の返信は恥ずいのでお休みします。

では、この辺で。





[14854] アダルトステージ04 闇の夜、烈火の想い
Name: 友◆ed8417f2 ID:315f8cfe
Date: 2010/12/25 21:45


前回と同日の設定です。












アダルトステージ04 闇の夜、烈火の想い。



今日の任務を終えたシグナムは、帰路に着いていた。

だが、今日の朝、はやてに言われた事が頭から離れていない。

ふと、帰り道の途中にあるケーキ屋が目に付いた。

『今日の仕事が終わったら、イチにぃにケーキぐらい持ってった方が、好感度アップに繋がるで』

はやての言葉が、再び思い返される。

「い、いや……好感度アップとかではなく……だ、だが……それなりに世話になっているからな……誕生日ぐらいは祝ってやらねば……」

何気に自分に言い訳をしつつ、ケーキ屋に足を向けるシグナム。

「いらっしゃいませ」

店の入り口を潜ると、店員が声をかけて来る。

店のカウンターのガラスの中には色々な種類のケーキがあったが、

(たしか、キムラの好きなケーキは、チョコレートケーキだったな……)

ちゃっかりと輝一の好みを把握しているシグナムであった。

シグナムは、チョコレートケーキ2切れを店員に注文する。

箱詰めしてもらっている最中に、シグナムは何となく店内を見渡す。

ふと、別売りになっているワインが目に入った。

(………そういえば……キムラは今日で20歳……地球の法でも飲酒が可能になる歳か………ついでだ、これも買っていこう)

シグナムはそう考えて、赤ワインを1本手に取った。





一方、輝一は、未だに108部隊の隊舎にいた。

人手不足の管理局の為に、勤務時間をオーバーするなどザラなのだ。

「あ~、悪いな木村。 折角の誕生日なのに扱き使って。 流石にお前と源が同時に休まれると、戦力がガタ落ちになっちまうからなぁ……」

ゲンヤが、申し訳無さそうにそう言う。

陸士108部隊の中でも、AAAランクの輝二とS-ランクの輝一は、紛れもなく主力のため、同じ日に休む事は不可能だったのだ。

そんなゲンヤの言葉に、輝一は苦笑し、

「あはは、構いませんよ。 俺は輝二みたいに特別な日に一緒に過ごす恋人もいませんから」

そう言った。

「だが、恋人でなくとも、仲のいい奴ぐらい居るだろ?」

ゲンヤの問いに、

「まあ、実際片想いの相手はいるんですけどね………」

輝一はそう呟く。

「だったら……」

ゲンヤは何か言おうとしたら、

「でも、相手にとって俺は、多分、弟のようなものぐらいにしか思われてないでしょうから」

輝一が先にそう言った。

心なしか、落ち込んだような雰囲気の輝一に、ゲンヤは、

「そうかい。 そんじゃ、俺からの誕生日プレゼントってわけじゃねえが、今日はもう上がっていいぞ」

そう言った。

輝一は、若干驚いた顔でゲンヤを見る。

「何、お前が1回ぐらい早く帰ったって、文句の言う奴なんかいねえよ」

ゲンヤの言葉に、輝一は苦笑し、

「それじゃあ、お言葉に甘えさせていただきます」

輝一は、そう言うと、進めていたレポートを切り上げ、席を立った。





輝一は、自分のアパートへの道を歩いていく。

既に太陽は沈んでいる為、辺りは暗い。

輝一がアパートの敷地内に入ったとき、アパートの入り口の前に、人影がある事に気が付いた。

しかし、今輝一がいるところからでは、夜の暗さで顔が確認できない。

輝一は、誰かに用がある人なのかと考えながらも、アパートの入り口に向かって歩いていく。

そして、漸く顔が確認できる距離まで近づいた時、その人物に輝一は驚いた。

そこにいたのはシグナムであり、手には、先程買ったケーキが入った箱とワインの瓶を持っている。

「シ、シグナム!?」

輝一は思わず声を漏らす。

輝一にとって、何故ここにシグナムがいるのかが理解できない。

一方、その声で輝一に気付いたシグナムは、

「来たか……思ったより早かったな」

そう声をかけた。

「し、シグナム、何でここに?」

輝一は、呆然と問いかける。

「きょ、今日はお前の誕生日だろう? 偶には祝ってやろうと思ってな……」

シグナムは、少し恥ずかしいのか、視線を逸らしながら答える。

「えっ?」

その言葉に、輝一は思わず声を漏らした。

「ま、まあこんな所で立ち話もなんだろう。 少し邪魔させて貰って良いか?」

「あ、ああ……」

シグナムの言葉に、輝一はただ頷く事しか出来なかった。



2人は、並んで歩きながら輝一の部屋へと向かっている。

そんな時、シグナムはふと、隣を歩いている輝一の顔を“見上げた”。

(……………そういえば……こうやって輝一の顔を見上げるようになったのは、何時からだったか……)

シグナムは、輝一との出会いを思い返す。

シグナムと輝一が初めて出会った当時、輝一は小学生であり、シグナムは今と同じく19歳相当の背丈であった。

故に、シグナムが輝一を見下ろす形になっていた。

だが、時が流れるにつれ、輝一は成長し、現在は反対にシグナムが輝一を見上げるようになっている。

シグナムは、その事を改めて認識していた。

そんなシグナムの視線に気付いたのか、

「ん? 如何かした?」

輝一はそう尋ねる。

「あ、いや、こうやってキムラを見上げるようになったのは何時からだったかと思ってな……」

シグナムは、若干慌てた様子でそう言う。

「そう………とりあえず、シグナムの背を追い越したのは、中学を卒業してすぐだったよ」

輝一はそう答えた。

「……よく覚えているな」

シグナムは、若干驚いた様子で呟く。

「当然だよ……俺にとって印象深い事だったからね」

「? 何故印象深いんだ?」

輝一の言葉に、シグナムは首を傾げる。

「あ、あはは……それは秘密」

輝一は、苦笑して誤魔化した。

が、

(好きな人よりも背が高くなれたことが嬉しかったなんて、言えるわけないだろ……)

心の中でそんな事を呟いていた。




部屋に入った2人は、ケーキを皿に乗せ、グラスを出す。

そこで輝一は、シグナムの持ってきたワインに気付いた。

「シグナム……もしかして、それってワインか?」

そう尋ねると、

「ああ。 今日からお前も二十歳であろう? 特に問題は無い」

シグナムの答えに、輝一は苦笑し、

「確かに」

そう頷くのだった。

グラスにワインを注ぎ、2人はテーブルを挟んで向かい合う。

輝一の案で、雰囲気を作るために、部屋は薄暗くしてある。

2人はグラスを持ち、

「ハッピーバースディ……と、言うべきか?」

シグナムの言葉に、輝一は笑みを浮かべ、

「ありがとう……シグナム」

そう呟いて、2人はグラスを当てる。

――カツンッ

と、ガラスが当たった音が響いた。




2人の小さな誕生パーティーが終わった後、輝一は、手早く使った皿やグラスを片付ける。

ほんの数分で洗い片付けを終えた輝一が、台所から部屋に戻ってくると、シグナムがベランダに続くガラス戸から、月を眺めていた。

「あ…………」

輝一は、思わず声を漏らす。

薄暗い部屋の中で、月光に照らされたシグナムを、輝一はただ美しいと感じた。

輝一は、自然と後ろからシグナムに近付いていく。

普段の輝一ならば、絶対にそんなことはしなかっただろう。

だが、少し酔いが回っていた事により、抑えが効かなかった。

輝一は、シグナムを後ろからそっと抱きしめる。

「なっ!? キ、キムラ!? 何を!?」

振り解きこそしなかったが、突然抱きしめられたことに驚きの声を上げるシグナム。

だが、輝一はシグナムを抱きしめたまま、

「シグナム…………好きだ!」

そう告白した。

「ッ!?」

シグナムは、突然の告白に声を漏らしそうになる。

胸が高鳴り、心臓の鼓動が速くなるのを自覚する。

「な、何を馬鹿なことを! さてはお前、酔っているだろう!」

しかし、シグナムはそう叫ぶ。

「………確かに、少し酔っているのは否定できない」

輝一はそう呟く。

「ならば早く放せ。 お前は、酔いで一瞬私に気がふれただけだ。 酒を勧めた私自身にも責任はある。 だから放「だけど!」ッ!?」

強い口調で輝一が言葉を発する。

「だけど……! この気持ちに嘘偽りは無い!」

輝一は、シグナムを強く抱きしめる。

「シグナム………ずっと前から……好きだった……ずっと昔から………」

輝一は、シグナムの耳元でそう囁く。

「あ………ッ!」

シグナムの体が一瞬強張るが、

「お、お前は何を言っている!? わ、私は騎士だ! 女である事など、当の昔に捨てた身だ!」

動揺しながらもそう叫ぶ。

「俺は……そんなシグナムに惚れたんだ」

輝一はそう答える。

「ッ………!」

輝一の言葉に、シグナムは頬を赤く染め、声を漏らしそうになる。

思わず高鳴る感情のまま輝一の手に、自分の手を重ねそうになるが、

「………くっ……駄目だ!」

シグナムは輝一の腕を掴んで振り解き、輝一の腕の中から逃れる。

「シグナムッ………!?」

思わず輝一は声を漏らす。

シグナムは、輝一に背を向け、

「………お前が……私に対してそのような感情を向けていた事には気付いていた………」

そう呟く。

「………だが、私は既に汚れているのだ……」

シグナムは俯く。

「歴代の主の欲望の捌け口となった事も何度もある。 当時は何とも思ってはいなかった………ただ主の命に従っていただけだった………」

シグナムの言葉は続く。

「だが………今になって漸くそれがどれ程愚かなことだったかを思い知った………身体こそ転生の度にリセットされていたが、私の心は汚されたまま………だからキムラ……私はお前の思いに応える事は………」

シグナムがそこまで言いかけた所で、輝一は再びシグナムを後ろから抱きしめた。

「シグナムは汚れてなんかいない………心が汚されたまま? それこそ大きな間違いだ。 シグナムの心は一片たりとも汚れてなんかいない。 シグナムは凛々しく、誇り高く、美しい心の持ち主だ」

「キ……ムラ………」

輝一は、抱きしめていた力を弱めると、シグナムを自分の方に向かせる。

「俺は、お前が好きだ。 愛してる」

輝一は、シグナムを真正面から見据え、そう告白する。

「ッ!」

再びの告白に、シグナムの心臓はドクンと高鳴る。

「だからシグナム。 シグナム自身の気持ちを聞かせてくれ」

輝一はそう言って、正面からシグナムを抱きしめた。

「わ、私は………」

シグナムの声が震えている。

シグナムの手が躊躇するように浮き上がる。

「シグナム………俺のこと……嫌いか?」

輝一が、更に強くシグナムを抱きしめた。

「ッ……キム………コウイチ!」

そして、輝一の名を口にして、シグナムからも輝一を抱きしめた。

どれだけの間そうしていただろう。

自然と2人は離れ、見つめ合う。

「コウイチ……」

シグナムは俯く。

「私も……『女』であったのだな……お前に抱きしめられて、こんなにも胸が高鳴っている」

頬を染めながら呟くシグナム。

そして、シグナムが顔を上げた。

「改めて言おう。 コウイチ、私もお前が好きだ」

「シグナム………」

「女らしく出来るかは分からんがな……」

「無理はしなくていいさ………」

「いや、私がそうしたいのだ。 せめて、お前の前では『女』らしくありたい」

シグナムはそう言うと、髪を留めていたリボンに手を伸ばし、それを解いた。

ポニーテールが崩れ、シグナムの髪が流れるように落ちる。

「シグナム………」

「これが………私の1つのけじめだ………」

シグナムはそう呟き、輝一を見上げると、

「コウイチ………!」

輝一の名を口にして、女性らしい笑みを浮かべ、その胸に飛び込み、

「シグナム………!」

輝一は、そのシグナムをしっかりと抱きとめた。




「……んっ……ふっ………んっ……………」

部屋の中に、くちゅくちゅという水音と共に、そんな息を吐く音が響く。

輝一とシグナムは部屋の中央で濃厚なキスを交わしていた。

「ぷはっ………はぁ………はぁ………」

唇を離したシグナムの頬は、ほんのりと赤く染まっている。

「今のが……キス……か……」

シグナムがポツリと呟いた。

「如何した?」

輝一が気になって尋ねると、

「いや……こんな風に互いを求め合う口付けなど、今までしたことは無かったから………」

シグナムはそう答える。

意識的に女らしくしようとしているのか、口調が少しおかしい。

輝一は、そんなシグナムを見て微笑み、

「そうか………」

と言って、もう一度唇を重ねる。

「んんっ………んむ………うむっ……」

シグナムも、輝一に応える様に舌を絡める。

それから少しして、唇が離れた。

唇から互いの唾液が糸を引いていて、月の光でキラキラと光っている。

輝一は、シグナムの眼を真っ直ぐに見つめると、

「シグナム………お前を……抱きたい……!」

そう口にした。

「ッ~~~~~~~~!?」

シグナムは、顔を真っ赤にして、恥ずかしさから俯くが、

「……………………(コクリ)」

と無言で頷いた。

そうなれば、輝一の行動は早かった。

輝一はシグナムを抱き上げる。

俗に言うお姫様抱っこである。

「うわっ………!?」

シグナムは、突然の事に軽い悲鳴を上げた。

しかし、突然の事だったので、その悲鳴はいつもの口調だ。

輝一は、そのままシグナムをベッドへ連れて行く。

そして、輝一はシグナムをベッドに降ろした。

すると、

「コ、コウイチ………」

シグナムが頬を染めながら輝一を見上げる。

「あ……あんな風に抱き上げられたのは………初めてだった………」

普段のシグナムとはかけ離れたその姿に、輝一はシグナムを可愛いと感じた。

「シグナム………」

輝一はシグナムの隣に腰掛ける。

そんな輝一に、

「コウイチ……その……コウイチは………こういう事は………初めて?」

シグナムはそう尋ねた。

「そ、それは当然だろ……俺は、ずっとシグナムが好きだったんだ……」

そう答える輝一。

実は、輝一は途轍もなく緊張していた。

ずっとシグナム一筋であり、当然ながらセックスなど初めての経験だ。

緊張するのも当然である。

すると、

「そ、そうか………」

シグナムは顔を真っ赤にしつつ俯くが、すぐに顔を上げた。

「なら、私に任せてくれ……あ、いや、私に任せて………」

いつもの口調を慌てて直しつつ、そう言うシグナム。

「えっ?」

その言葉に驚く輝一。

「私は……どうすれば殿方が悦ぶかは………知ってるから………」

顔を真っ赤にしつつそう言ったシグナムに、

「あ、ああ………」

輝一は思わず頷いた。







「んっ………んちゅ………うむっ………」

衣服を脱ぎ捨て、全裸になった輝一がベッドの上に膝立ちになり、その輝一の前に、同じく全裸となったシグナム屈み込み、輝一のペニスを口に含んでいた。

「ううっ! シグナムっ!」

余りの快感に声を漏らす輝一。

「んっ………んっ………んっ………」

シグナムは、スムーズに口を前後に動かし、輝一に快感を与える。

「くっ……き、気持ち……良すぎるっ………!」

シグナムのテクニックに、思わずそう叫ぶ。

「んっ………うむっ………ぷはっ………悦んでくれたのなら何よりだ」

シグナムはそう言って、再びペニスを口に含む。

「うむっ……んっ……んっ……んっ……んっ……」

シグナムは、先程より速いペースで口を動かす。

「ううっ………うあっ……」

それによって、輝一の快感は高ぶっていく。

「むちゅ………ちゅる………れろっ………うむっ………」

シグナムは、吸ったり、舌を巧みに使ったりと、色々な方法で輝一を攻め立てる。

「うっ……ぐっ……シ、シグナムっ」

当然ながら、こういう事が初めての輝一に、耐え切れるものではない。

限界は、すぐに訪れた。

「うあっ……シグナムっ……もうっ……」

輝一の反応から限界だと悟ると、

「んちゅっ……うむっ……んんんっ!」

シグナムは、輝一のペニスを限界まで呑み込み、吸いたてる。

「うああっ! で、出るっ!!」

輝一は、そのままシグナムの口内で思い切り射精した。

「んんっ……うむっ……ゴクッ……」

シグナムは、受け止めた精液をそのまま飲み込んでゆく。

「ちゅるる……ちゅ………んっ……」

シグナムは、尿道に残っていた精液まで吸いだすと、それを飲み込む。

シグナムは、そこで漸く輝一のペニスから口を離した。

「くうぅ……はあっ………シグナム………凄すぎる………」

今まで経験ない絶頂に、輝一は息を吐く。

すると、シグナムが色っぽい笑みを浮かべ、

「何を言ってる? これからが本番だぞ」

シグナムがそう口にした。

シグナムは、輝一にベッドに横になってもらうと、シグナムはその上に跨る。

シグナムの下にはそそり立つ輝一のペニス。

そのペニスに向かって、ゆっくりと腰を下ろしてゆくシグナム。

だが、腰を下ろしていくにつれ、シグナムの息が荒くなり、顔も耳まで真っ赤にしている事に輝一は気がついた。

「シグナム?」

輝一はシグナムに呼びかける。

「コウイチ……変なんだ………こういった行為は初めてじゃないのに………心臓が高鳴って……ドキドキして……こんな事、今までになかった………」

そう困惑するように言うシグナム。

輝一はそれを聞くと、突然身体を起こし、

「きゃっ………!?」

シグナムを押し倒し、輝一がシグナムに覆いかぶさる状態になる。

「な、何を……うむっ?」

シグナムが何か言おうとした所で、輝一がキスでシグナムの口を塞いだ。

そして、シグナムが落ち着いたところで離れると、

「シグナム………それはきっと、これがシグナムの本当の初めてだからだよ」

輝一がそう言う。

「本当の……初めて……?」

シグナムがそう漏らす。

「ああ。 今のシグナムは、昔の記憶は持っていても、今のシグナムになったのははやてに出会ってからだ。 昔のシグナムと今のシグナムは違う。 だから、今のシグナムは、これが本当の初めてなんだ」

「あ……………」

シグナムの瞳から、不意に一筋の涙が流れる。

「私は………コウイチに初めてを捧げられるのか?」

シグナムは、潤んだ瞳でそう口にする。

輝一は微笑み、

「ああ……お前の初めては、俺が貰う」

そう呟いた。

「ッ……コウイチ!」

2人は、再び口付けを交わす。

そのまま、輝一はシグナムの胸に触れる。

「んっ……はぁっ!」

シグナムが声を上げる。

「コ、コウイチ………?」

「攻められっぱなしは、男として情けないからね」

輝一はそう言って、シグナムの胸を愛撫する。

「あっ! ふっ! ああっ!」

輝一の手の動きに合わせて、シグナムは声を漏らす。

輝一は、シグナムの豊満な乳房を揉み、撫で、乳首を摘み、時には口に含む。

「ふぁっ! ああっ! コ、コウイチっ! やぁ!」

その度に、シグナムは嬌声を上げる。

その様子を見て、輝一は笑みを浮かべ、

「フフッ、可愛いよシグナム」

そうシグナムの耳元で呟く。

「わ、私がっ! か、可愛いっ!?」

シグナムは、顔を真っ赤にして取り乱す。

その時、

「ひゃんっ!?」

更にシグナムが可愛い声を上げる。

輝一の指が、シグナムの秘所に触れたのだ。

そのまま、輝一は指でシグナムの秘所を刺激する。

「ふああっ! ああっ! あっ! ひああっ!」

輝一は、そのまま秘所への愛撫を続けていると、手にぬめりを感じた。

それは、シグナムの愛液だった。

「シグナム……感じてくれてるのか?」

輝一は、思わずそう呟いた。

「あっ! 当たり前だろう……んっ! 私は……ああっ! 今、嬉しいと感じている………ふあっ!」

そんなシグナムの言葉に、輝一は安堵する。

「シグナムっ!」

輝一は、指の動きを激しくする。

「あっ! コウイチっ! 激しっ! ああっ!」

それに伴い、シグナムの声が大きくなる。

感じる快感も増えているのか、秘所から溢れる愛液の量も増えている。

「ああっ! はあっ! あああっ!」

そして、

「ひぁああああああああああっ!!」

絶頂が訪れた。

背中を弓なりに反らせ、痙攣したように身体を震わせる。

そして、力尽きたようにベッドに身を預けた。

「はぁ………はぁ………」

余韻に浸るシグナム。

「可愛かったぞ、シグナム」

そう口にする輝一。

「……………バカ」

そう呟くシグナム。

輝一は微笑み、

「………いいか?」

シグナムの秘所に、ペニスをあてがう。

シグナムは、顔を赤くして黙っていたが、静かに頷いた。

「いくぞ」

そう言って、輝一はペニスを押し進める。

「うっ……くっ……」

シグナムは、少し苦しそうな声を上げた。

「大丈夫か?」

輝一は一旦動きを止め、そう尋ねる。

「あ、案ずるな………この程度の痛み……平気だ……」

明らかに強がりと分かるぐらいの言葉だったが、あえて輝一は何も言わなかった。

輝一は、更にペニスを押し進める。

「くぅ……あく………」

「くっ………」

シグナムの痛みに耐える声が響く中、輝一は、ペニスの全てをシグナムの中に入れきった。

シグナムの秘所から、純潔の証の血が流れる。

「シグナム……全部入ったよ」

そう呟く輝一。

「ほ、本当か?」

確認を取ってくるシグナム。

「ああ」

頷く輝一。

その瞬間、シグナムの瞳から涙が零れる。

「シ、シグナム!?」

その様子に輝一は慌てる。

「か、勘違いするな。 これは痛みではない。 私の心は、今、喜びで満ち溢れている」

シグナムがそう言う。

「シグナム………」

「コウイチに抱かれた事が………1つになった事が………堪らなく嬉しい……」

その言葉に、輝一の心に愛しさが溢れる。

「シグナム!」

輝一は、もう我慢できなかった。

いきなり腰を激しく動かす。

「いああっ! コ、コウイチっ! いっ! いきなりっ! 激しっ!! あああっ!!」

シグナムは叫ぶ。

「ゴメンシグナム! でも、止まらない!」

輝一は、そう叫びながら動かす腰を緩めようとはしない。

「あくっ! わ、私の事は心配しなくてもいい! お前の好きなように動けばいいんだ!」

シグナムは、輝一を気遣ってそう言う。

「シ、シグナム!」

「はあっ! ああっ! くっ! ああっ!」

シグナムとて、純潔を失った痛みは引いていないが、輝一を受け入れようと必死だった。

「くあっ! ふあっ! あっ! ああっ! はあっ!」

その甲斐あってか、シグナムの声に痛みを感じさせる声は少なくなってきた。

「んんっ! コウイチっ! 私はっ!」

ならば、後は登り詰めるのみ。

「シグナム! 愛してる!!」

輝一の心からの叫び。

「ふあっ! わ、私もっ! お前のっ! コウイチの事をっ! くあっ! あっ! 愛している!」

輝一の言葉に応える様に、シグナムも叫んだ。

「シグナムッ! シグナムッ!!」

「コウイチっ! コウイチっ!!」

互いの名を呼び合う2人。

2人の動きは更に激しくなっている。

「ふあっ! ああっ! あっ! ああっ!!」

「ッ! くっ! シグナム……!」

絶頂への階段を駆け上る2人。

「コウイチッ! わ、私っ! もう!」

「俺も……そろそろ……!」

互いに限界が近いことを悟る。

「な、なら、い、一緒に………」

「ああ、一緒にイこう」

シグナムの言葉に、輝一が応える。

輝一はラストスパートをかける。

ぐちゅぐちゅと結合部は音を立て、愛液はベッドのシーツにシミを作っていく。

「はぁっ! ああっ! はあっ! ふあああっ!」

輝一は、シグナムの更に奥を突かんと、シグナムの両足を掴んで、腰を叩きつける。

「くああっ!! ふああっ!! ひああっ!!」

シグナムが嬌声を上げる。

「シグナム……もう………」

輝一に限界が訪れる。

「うぐっ! 出るっ!!」

輝一は、最後にシグナムの最奥へ突きこんだ。

その瞬間開放される精液。

熱いものがシグナムの中に広がる。

それが引き金となった。

「くあっ、ふあっ………ひあああああああああああああああああっ!!!」

シグナムは、全身を痙攣させ、膣は輝一の精液を搾り取らんと収縮する。

「シグナムっ!」

輝一はシグナムを抱きしめる。

「コウイチ………あっ………」

絶頂の余韻に浸りつつ、輝一の名を呟く。

シグナムは、疲れ果てた身体を動かして、輝一の手に自分の手を重ねる。

「シグナム……」

シグナムの名を呟く輝一。

「コウイチ……私は……幸せだ………」

そう呟きつつ微笑むシグナム。

その微笑みは、とても女性らしい、優しく、柔らかな笑みだった。








あとがき


アダルトステージ04完成。

序にメリー苦しみます。

クリスマスだからって何だーーーー!

彼女いない人はこれでも読んで血涙でも流してください。(自分含む)

ま、前回よりはスムーズに書けた。

シグナム乙女モード誕生秘話。

でも、この当時は不完全。

故に最後は口調が元通り。

この時は、まだ意識的に切り替えていた為です。

しかし、1年もしたら条件反射で切り替わるようになりました。

まあ、話の出来はまあまあ。

でも、何故かHシーンは拓也×フェイトに及ばない。

何でだろ?

まあ、相変わらず返信は恥ずいのでお休み。

では、次回があればまたいずれ。



[14854] インフィニット・ストラトス ~弱きものの足掻き~【転生オリ主】 18禁 前書き&警告
Name: 友◆ed8417f2 ID:8beccc12
Date: 2013/11/09 23:43
どうもです。
あの暗号を解いてここにたどり着いたあなたは、相当な通と見た。
ここはその名の通り弱きものの足掻きの18禁です。
それで、毎度お馴染みの警告ですが。



1、魔法使い一歩手前な作者が書いたものなので、内容に過度の期待はしないでください。



2、楯無(刀奈)一筋です。




以上です。

では、期待せずにお楽しみください。



[14854] インフィニット・ストラトス ~弱きものの足掻き~【転生オリ主】 18禁 第十三.五話
Name: 友◆ed8417f2 ID:8beccc12
Date: 2013/11/09 23:44

第十三.五話




楯無に連れられて、IS学園の自室まで連れてこられた盾。

楯無は、盾を先に部屋に入れ、すぐ後に楯無も部屋へ入る。

すると、

――ガチャリ

楯無が扉の鍵を閉めた。

「え、えと、楯無先輩?」

楯無の雰囲気に押され気味になる盾。

「刀奈…………だよ」

盾の言葉を訂正する楯無、いや、刀奈。

「え?」

「更識 刀奈。 それが私の本当の名前………」

「か、刀奈………」

盾は彼女の名を呟く。

すると、

「ねえ、盾。 ちょっと、後ろ向いててくれないかな?」

「後ろ? 別にいいけど………」

盾は言われた通りに後ろを向く。

少しすると、布擦れのような音が聞こえ、

「…………うん……もうこっち見ていいよ………」

少し戸惑いがちな刀奈の声が聞こえた。

盾がその言葉に振り向くと、

「ッ!?」

思わず息を呑んだ。

何故なら、そこには一糸まとわぬ刀奈がその身を晒していた。

「な、何やってるんだよ!?」

咄嗟に視線を逸らす盾。

「言ったよね? どんな手を使っても私が君を好きだってことを証明するって………」

盾に歩み寄る刀奈。

「た、確かに言ったけど………!」

更に目を逸らそうとする盾。

いくら転生者で精神年齢45歳と言えど、童貞である。

女性の、尚且つ刀奈のような美人でスタイル抜群な裸体を直視することは出来ない。

「目を逸らさないで………!」

刀奈は、盾の顔を両手で挟むと、自分の方を強引に向かせる。

そうなれば、嫌でも刀奈の裸体を直視することとなる。

「ッ!」

思わず顔を真っ赤にし、息を呑む盾。

一方、刀奈の方も、盾ほどではないにしろ顔が赤く、目も潤んでいる。

それでも、刀奈は真っ直ぐに盾の目を見て、

「もう一度言うわ。 私は、あなたが好き」

自分の想いを口にする。

そして、そのまま顔を近づけていき、

「んっ………!」

刀奈からの情熱的なキス。

告白した時のようなキスではない。

刀奈の舌が盾の口内に入り込み、盾の舌を強引に絡めとろうとする激しいとも思えるディープキス。

「んっ……んむっ………ん………」

盾の理性がガラガラと崩れていく。

刀奈の唇が盾から離れると、

「きゃっ!?」

今度は、逆に盾が刀奈を押し倒した。

2人は、そのまま後ろのベッドに倒れこむ。

「盾…………」

刀奈は、潤んだ瞳で盾を見上げる。

「いいのか………? 本当に……? 俺……もう我慢出来ないぞ………」

盾は、最後のチャンスだと言わんばかりに残った理性でそう言う。

それでも刀奈は、

「うん…………いいよ」

そう言った。

その瞬間、盾は刀奈の唇を奪う。

「んんっ………!」

盾からした初めてのキス。

そのまま盾は己の性欲に従い、刀奈の豊満な胸に手を触れる。

「あんっ………」

刀奈の口から声が漏れる。

一方、

(や、柔らけ~)

2度の人生で初めて触る胸の感触に盾は感動を覚えていた。

盾が力を加えれば、指から溢れ出すように形を変え、力を抜けばその弾力によって元通りになる。

盾はその感触に夢中になり、それを繰り返す。

それは刀奈の胸を揉みしだいている事になり、

「あっ……んんっ……ああん………あっ……」

盾が胸を揉むたびに、刀奈の口から喘ぎ声が漏れる。

「んんっ……盾………あっ……!」

盾とて、このような行為は初めてである。

しかし、自然と手が次の行動に移る。

片手で刀奈の胸を揉みつつ、反対の手が刀奈の秘所へ伸びる。

そして、そこに触れた瞬間、

「ひあっ!?」

刀奈が一際大きな反応を見せた。

「刀奈………感じてくれてるのか………」

初めての行為に自信が持てないながらも、盾は刀奈が感じてくれていることに嬉しさを覚える。

「うん………気持ちいいよ………もっと……して?」

「ああ………」

再び刀奈の秘所に指を這わせる。

「はんっ………あっ………んんっ………ふあっ………」

指の動きに合わせて、刀奈が声を漏らす。

すると、少しずつ刀奈の秘所に湿り気を感じる。

ふとそれに気付いた盾が愛撫を止め、手についた刀奈の愛液を見つめる。

「これが、愛液ってやつか?」

少しの間それを眺め、何故か唐突に盾が手に付いた愛液をぺろりと舐めた。

「ちょ、やだ! 舐めないでよ~!」

その行為を目撃した刀奈は顔を真っ赤にして叫ぶ。

「あ、悪い……けど………お前のだからな……」

その言葉で更に顔を真っ赤にする刀奈。

「ッ~~~~~~~!」

すると、

「もう! こうなったら私だって!」

刀奈がそう言うと、突然盾の視界が反転。

ベッドにひっくり返される。

「のわっ!?」

それに驚く間もなく、

「んふふ………お返しだから!」

刀奈はそう言うと、あっという間に盾の衣服を剥ぎ取り、盾の体の上にのしかかると、先程からギンギンにそそり立っていた盾のペニスを見つめた。

「すごい……おっきい………」

その大きさに驚きながらも、ソレに手を伸ばす刀奈。

「うくっ!」

ペニスに刀奈の手が触れ、思わず声を漏らす盾。

その反応に気を良くした刀奈が、

「ウフフ……えい!」

ペニスを扱きだした。

「うあっ! っく……」

盾は、ペニスを初めて他人に触られる感覚に、声を我慢出来ない。

(すごい……盾………気持ちよくなってくれてるんだ………)

盾の反応に刀奈は益々気持ちが昂ていく。

すると、

「えっと、こうされると気持ちいいんだっけ?」

刀奈は自分の手で乳房を持つと、盾のペニスを挟み込む。

「うおっ!?」

余りの気持ちよさに、思わず声を上げてしまう盾。

「んしょ!」

そして、胸を使って上下にペニスをしごき出す。

「うあっ! き、気持ち良すぎ……」

その言葉で、刀奈は益々やる気を出す。

「それ、それっ!」

動きを激しくしていく刀奈。

このままでは成す術なくイかされると判断した盾は、

「く……このっ」

目の前にあった刀奈の秘所を激しく責める。

「ふあああっ!? そ、それっ! だ、ダメッ!」

思わず刀奈もパイズリを中断し、声を上げてしまう。

「ま、負けないんだから!」

すると、刀奈は思い切って盾のペニスを口に含む。

「うわぁあああっ! ………このっ」

盾も負けじと刀奈を責め立てる。

まるで、お互いに競い合うように互いを高めあっていく。

やがて、完全に感情が昂りあった2人はどちらかともなく現在の行為を中断した。

そして、体勢を直してお互いに見つめ合う。

「刀奈………その……いいか?」

「うん………来て、盾」

盾の刀奈を求める言葉に迷いなく頷く刀奈。

刀奈はベッドに倒れ、無防備な姿を晒す。

その刀奈の秘所に盾は自分のそそり立つペニスをあてがう。

刀奈の秘所の割れ目に、盾は少しずつ押し入っていく。

「んんっ………!」

刀奈は体を強ばらせ、ベッドのシーツを握り締める。

「くっ、き、キツイ………」

盾は、予想以上の膣の狭さに声を漏らすが、少しずつ前に進む。

そして、

――ブツッ

何かを突き破るような感覚とともに、一気にペニスの根元まで入り込んだ。

「んん~~~~~~~~~~~~~~っ!!」

刀奈は歯を食いしばって声を我慢している。

見れば、刀奈の秘所からは、純潔の証である一筋の血が流れていた。

それには盾も驚く。

「えっ? もしかして刀奈………初めて?」

思わずそう聞いてしまう。

「んんっ! はぁ……はぁ……当たり前だよ。 私だって………初めては好きな人に捧げるって……決めてたんだから………」

刀奈は痛みに耐えながらそう言った。

「俺で………よかったのか………?」

盾は自信無さげにそう聞いてしまう。

その言葉に対し、

「当たり前だよ。 私は言ったよ、君のことが好きって………君に初めてを捧げられて、私はとても嬉しいよ」

痛みがまだ残っているのか、刀奈は涙を浮かべつつ、それでして優しい笑みを浮かべていた。

「刀奈…………」

盾は刀奈の名を呟く。

実は、まだ盾は心の奥底で、『刀奈は本当に俺のことが好きなのか?』という疑念を抱き続けていた。

しかし、処女まで捧げられて、その疑念はかなり薄れている。

だが、まだ完全に取り除かれているわけではない。

それを分かっているのか、刀奈は更なる行動に出る。

「んんっ……盾………動いていいよ」

「刀奈!? 無理すんなよ。 まだ痛いだろ?」

「へーき。 この痛みも、君との絆の証だから………えいっ!」

刀奈はそう言うと、自分から腰を動かした。

「うあっ!」

盾は余りの快感に声を漏らす。

「それっ……! それっ……!」

刀奈は再び腰を動かす。

それだけで、途方もない快感が盾に押し寄せた。

「フフフ………このまま君だけイカせちゃうよ」

刀奈は挑発するようにそう言ってくる。

盾は、刀奈なら本当にやりかねないと思った。

そして、いくら初めてと言えど、それは情けなさすぎるとも。

「後悔するなよ」

盾はそう言うと、腰を動かした。

「んっ!」

刀奈は、痛みに耐えながらも、盾を受け入れようとする。

「うっ……! くうっ……! んっ……!」

刀奈の口から漏れるのは、痛みに我慢する声。

「はあっ……! くうっ……! あっ……! んんっ……!」

だが、その声も徐々に、徐々にだが嬌声が入り混じってくる。

「ああっ! ふあっ! あんっ! ああっ!」

そうなれば、刀奈が快感で一杯になるのは早かった。

しかし、それよりも早く、盾には限界が訪れようとしていた。

刀奈の膣の気持ちよさに、盾は早くも射精感がこみ上げてくる。

「や、やべえ……もうすぐ……出そうだ……」

こんなにも早く射精しそうになる自分を情けないとは思いつつ、中出しはまずいと判断する。

「そ、外に………!」

そう呟いて、刀奈の中からペニスを引き抜こうとしたとき、

「ダメッ!!」

一際大きい刀奈の声とともに、刀奈の両足が盾の腰に回り、ガッチリとホールドする。

これには、盾も慌てた。

「な、何やってるんだ!? このままじゃ中に………!」

「いいよ! 中に出して!」

刀奈の信じられない言葉に盾は驚愕する。

「馬鹿言うな! もし子供が出来ちまったらどうする「産むよ!!」」

盾の言葉に信じられない即答を返す刀奈。

「君の子供なら、私………産んでもいい………ううん、産みたい!」

その言葉は、盾の心に残っていた最後の疑念を完全に吹き飛ばした。

「刀奈!!」

盾は刀奈に覆いかぶさる。

そして、今までとは違い、完全に盾が刀奈を求める激しい腰使い。

「はぁっ! ああっ! 盾! 盾!」

盾の名を呼ぶ刀奈。

「刀奈! 好きだ! 好きだ!」

盾は思わず叫ぶ。

「ああっ! 嬉しい! 私もっ! 君が好きっ!」

お互いを激しく求め合う2人。

「盾! はぁっ! わ、私の全部を! 君にあげる! だからっ! 君をっ! 私に頂戴!」

「刀奈!」

最早、盾には外に出すという選択肢はない。

そのまま腰を刀奈に叩きつけるようにピストンを繰り返す。

「わ、私、もう………」

刀奈にも限界が近づく。

「俺も……限か……い………」

盾に至っては、最早気合でつなぎ止めている状態。

盾は、最後の力で刀奈の最奥に突き込んだ。

その瞬間、

「うあああっ!!」

盾は己の欲望を、刀奈の最奥で吐き出す。

「私も……イクッ……あっ………ああああああああああああああっ!!」

刀奈も絶頂を迎えた。

2人は力尽き、2人は重なるようにベッドに倒れている。

「はあ………はあ………」

2人は息を整える。

すると、刀奈が口を開いた。

「ねえ、信じてくれた?」

「えっ?」

刀奈の言葉に、盾は意味が分からなかったのか声を漏らす。

「私が、君を好きだってこと……」

それを聞くと、盾は笑い、

「ああ。 あそこまで言われちゃ信じるしかないだろ? それにしても物好きだなお前も。 俺なんかを好きになるなんてさ。 どう見ても一夏の方がカッコイイと思うぞ」

相変わらずの卑屈な盾。

「確かに上面は一夏君の方がカッコいいかも知れない。 でも、君には君の格好良さがある。 私は、そこを知ってる。 だから君を好きになったんだよ」

刀奈は笑みを浮かべる。

刀奈はもう一度盾の目を見て、

「好きだよ、盾」

刀奈の言葉に、

「俺もだ、刀奈」

今度は何の疑いもなく、盾は頷いた。









あとがき


書いてしまったISの18禁。

出来はビミョーだが………

楯無の喋り方が難しい。

違和感無いだろうか?

ともかく、楽しんでいただけたなら幸い。

弱きものの足掻きの18禁はこれ以降も増やす積もりなので期待せずお待ちください。

では、これにて失礼。



[14854] インフィニット・ストラトス ~弱きものの足掻き~【転生オリ主】 18禁 第十四.五話
Name: 友◆ed8417f2 ID:8beccc12
Date: 2013/11/30 21:05


第十四.五話



「お帰りなさい。 ご飯にします? お風呂にします? それとも、わ・た・し?」

盾が部屋のドアを開けた瞬間、裸エプロンの刀奈が出迎えた。

「……………………」

突然の事に呆気にとられ無言になる盾。

「あれ?」

反応が無かった盾に刀奈は首を傾げ、

「お帰りなさい。 私にします? 私にします? それとも、わ・た・し……きゃあ!?」

もう一度盾に迫ろうとしたところで、神速とも言えるスピードでドアと鍵を閉めた盾に、ベッドに押し倒された。

「やん、強引♪」

自分の狙い通りになったことで、機嫌良さげになる刀奈。

「やっぱり、ちゃんと好きになってこう言う事すれば、喜んでくれるんだね」

刀奈は笑みを浮かべて盾の背中に手を回す。

「いいよ………抱いて」

盾はその言葉を聞いてタガが外れたのか、刀奈の胸を荒々しく揉みしだく。

「あっ………んんっ………」

声を漏らす刀奈。

エプロンを中央に寄せると、刀奈の豊満な乳房が露となる。

それを下から押し上げるように揉みしだく。

「んっ………いいよ………」

盾は刀奈の上半身を起こさせると後ろに回り、後ろから抱きしめるような体制になる。

片手で刀奈の胸を愛撫し、もう片方の手が、刀奈の秘部に滑り込む。

「あっ! んんっ!」

突然の刺激に、刀奈は声を漏らす。

そのまま愛撫を続けていると、刀奈の秘部が湿り気を帯び、クチュクチュと水音を立て始めた。

「はぁ………はぁ………んんっ……!」

刀奈の口から漏れる声も、かなり熱が高まってきたことを伺わせる。

「濡れてきたな………」

盾が耳元で囁く。

「んんっ………! ばかぁ……言わないで………」

刀奈はそう言うが、その声に力は無い。

「んっ………はぁ………あっ…………」

刀奈の口からは、艶かしい声が漏れ続ける。

すると、盾が我慢の限界に来たのか、

「刀奈……そろそろいいか?」

耳元でそう問いかける。

「うん………いいよ………来て」

それを聞くと盾は衣服をあっという間に脱ぎ捨て、刀奈を四つん這いにさせる。

そして、そのまま後ろから、先程からギンギンにそそり立っていた肉棒を、刀奈の秘部に押し付けた。

「いくぞ」

盾はそう言うと、返事も聞かずに肉棒を突き入れた。

「ああっ! んんんっ………!」

秘部から送られてくる快感に、刀奈は一際大きな声を漏らす。

「………痛くないか?」

盾は、すぐには動かずにそう聞く。

「うん……大丈夫、痛くないよ…………っていうか、気持ちイイ……!」

刀奈の答えに、盾は心配する必要はないと感じたのか、

「なら、動くぞ」

「うん」

その言葉とともに、ピストン運動を開始した。

「はっ! ああっ! あっ!」

盾が一突きする事に、刀奈の口からは嬌声が漏れる。

「んっ! ああっ! はぁっ! ああっ! い、いいよ」

刀奈が喘ぎながら声を漏らす。

「えっ?」

「もっと……激しくしても……んんっ!」

その言葉に、盾の興奮は更に高まる。

「刀奈!」

盾は、より一層激しく腰を打ち付け始めた。

「はあっ! ああっ! はあんっ!」

その度に刀奈の口から発せられる喘ぎ声は、とても艶かしい。

腰を打ち付ける毎に、刀奈の豊満な胸もぶるんぶるんと激しく揺れる。

盾は刀奈に覆いかぶさる体制になると、後ろから揺れる乳房を両手で包む。

「ああっ! 胸も! 気持ちイイ! 盾! イイよ!」

刀奈は襲ってくる快感に抗うことはせず、普段は口にしないような言葉を連呼する。

盾は刀奈の胸を掴んだまま刀奈の上半身を持ち上げ、背面座位の体勢になる。

「ああんっ!!」

その際に強く胸を握られた事と、自らの体重で肉棒が更に深く突き刺さったことで、一際大きな声を上げる刀奈。

盾は、それに構わず刀奈を下から打ち上げる。

「はあ! ああっ! ふっ……深い! し、子宮に………当たってる……!」

盾は、両手で胸を揉んでいたが、片手を下に滑るように移動させ、手探りで刀奈のクリトリスを探る。

「ひゃあっ!? そこっ! ダメェっ!」

次から次へと送られてくる快感に、刀奈は絶頂へと駆け上っていく。

「はあっ! ああっ! ダメッ! 盾………私っ! もう!」

刀奈は限界が近いことを悟る。

「くっ! 俺も……そろそろ………」

盾も限界のようだ。

「盾! 中で! 中で出して!」

「くうっ!」

刀奈の叫びとともに、膣がまるで精液を絞り出さんと言わんばかりに強く収縮する。

「くあっ! 刀奈………刀奈……! 刀奈!!」

盾はラストスパートを駆け、全力で刀奈を打ち上げる。

「盾! 盾! 私………もうっ!」

「俺も……限界……」

盾は最後の一突きを放った。

後ろから強く刀奈を抱きしめ、思い切り下から打ち上げると同時に、刀奈を上から叩きつけるように押さえつける。

盾の肉棒の先端が刀奈の子宮口を強く叩く。

「あっ!あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

「出るっ!!」

その衝撃で刀奈は絶頂へと達し、盾も刀奈の最奥で射精する。

「はぁ………あああぁぁぁ…………熱い………」

刀奈は余韻に浸り、後方にいる盾へと体を預ける。

盾も刀奈を優しく抱きしめ、刀奈の膣内の余韻を感じる。

すると、刀奈は首を回して盾へと顔を向ける。

「刀奈?」

盾が尋ねると、

「ふふっ、盾」

刀奈は笑みを浮かべ、

「大好き……!」

盾の唇へキスをした。





あとがき



弱きものの足掻きの18禁2つ目です。
まあ、前回よりかはうまく書けたと思う。
短いけど………
まあ、楽しんでいただけたら幸いです。
では、次があれば、またいずれ。



[14854] インフィニット・ストラトス ~弱きものの足掻き~【転生オリ主】 18禁 第十九.二五話
Name: 友◆ed8417f2 ID:8beccc12
Date: 2014/05/26 00:05

第十九.二五話 沖縄旅行一日目 夜。




沖縄旅行の一日目の夜。

刀奈の悪ふざけでワインを飲んだ盾。

すると、カクリと糸が切れた人形のように盾の体から力が抜け、向かい側にいた刀奈に倒れ掛かった。

ご丁寧に、顔が丁度刀奈の胸に埋まるように。

「ひゃっ!? じゅ、盾!? いきなりどうしたの!?」

いきなり倒れ掛かってきた盾に刀奈は驚く。

「う…………刀……奈…………」

ボソリとつぶやかれた言葉。

それを見て、刀奈は察した。

「えと…………もしかして盾、グラス1杯で酔っぱらっちゃった?」

「…………………」

盾は反応しない。

「盾って、お酒弱かったんだ。 仕方ないなぁ…………」

刀奈はそう言いつつ盾をベッドに寝かせようと体を起こそうとして、

――モミッ

「ひゃんっ!?」

突然胸を鷲掴みされ、思わず声を漏らした。

「えっ!? じゅ、盾!?」

――モミモミッ

「あっ! んんっ!?」

いつの間にか両手で胸を揉まれており、また声を漏らしてしまう。

「じゅ、盾、やめてっ」

刀奈はそういうが、盾は手を離そうとしない。

「刀奈…………」

刀奈が盾の目を見ると、その目はどこか虚ろだった。

「も、もしかして、酔っ払っちゃって、本能だけで私を求めてるの!?」

それはそれで嬉しいんだけど、と思いつつ多少手荒だが力尽くで振りほどくことにした。

刀奈は、対暗部用暗部の当主。

格闘技の鍛錬も怠ってはいない。

いくら盾が男とは言え、酔っ払いののしかかり程度、簡単に脱出出来ると践んでいた。

刀奈は盾の手を一気に振り解き、素早く身を捻って盾の下から脱出した。

と、思っていた刀奈。

だが、

「はぁん!?」

突然刀奈が声を漏らす。

何故ならば、振りほどいたと思った盾がいつの間にか後ろに回り込んでおり、後ろから刀奈の胸を下からすくい上げる様に揉んでいた。

「えっ? う、嘘………!」

刀奈は完全に振りほどいたと思っていた。

だが、盾は自分にすら気付かれずに後ろに回り込んでいた。

刀奈は、その事が信じられなかった。

刀奈が驚いているうちに、盾の手がバスローブの隙間に潜り込み、胸を直接触り始める。

「んんっ!?」

刀奈は声が漏れそうになるのを何とか我慢した。

流石に盾が相手でも、ムードも何も無ければ刀奈も抵抗を感じるようだ。

そうは言っても、盾は刀奈をせめ続ける。

仕方なく、刀奈がとった行動は、

「ゴメン盾!」

振り向きざまに盾の腹部に掌底を繰り出した。

盾を気絶させるつもりなのだ。

何時もの盾でも反応出来ないほどの速さをもって繰り出される掌底。

普段でも反応できなければ、酔っ払っている今なら確実に当たる。

と、刀奈は思っていた。

ところが。

「ふにゃ………」

盾が気が抜ける声を漏らしたかと思うと、横にフラつき、腰を引いたことで刀奈の掌底が空振る。

「えっ?」

偶然の出来事に、刀奈は固まってしまう。

その瞬間、盾がまたふらつく様に刀奈に向かって倒れる。

「きゃあっ!?」

空振った状態で体勢が悪かった刀奈は、盾の倒れ込みに耐えることが出来ずに後ろのベッドに押し倒されることになった。

しかもその体勢は、刀奈の両手が頭上でクロスしている状態で、更にそのクロスしている部分を盾の右手が押さえている体勢であった。

更には、倒れた拍子に刀奈の胸元がはだけ、刀奈の豊満な乳房が露わになってしいた。

「刀奈…………」

盾は、本能のまま刀奈を求める。

「じゅ、盾! ホントに待って………! んんっ!」

刀奈が盾を説得しようとするが、その途中で盾が刀奈の乳首にむしゃぶりついた。

「ジュル………ズズッ………あむっ……」

本能の………性欲のままに刀奈の胸を吸い、味わい、甘噛みする。

「はうっ………! ああっ……! んくっ!?」

我慢できずに刀奈の口から声が漏れる。

刀奈は、これ以上はと思い、脱出しようと腕を外そうとした。

だが、

(嘘っ! 外せない!?)

頭上で押さえつけられた両腕は、上から押さえつけられているにも関わらず、一向に外れる気配がない。

「そ、そんっ……んんんんっ!?」

刀奈の乳首に盾が歯を立てたことで、刀奈は一際強く反応してしまう。

やがて、盾の空いていた左手が刀奈の下半身へと伸び、ショーツの中へ潜り込んだ。

「はぅっ!?」

秘部を直接刺激され、更なる快感が刀奈を襲う。

「はあっ! ああっ! あっ! はあんっ!」

刀奈の口から嬌声が漏れる。

それと共に、刺激されていた秘部が、徐々に湿り気を帯び始めていた。

(わ、私………感じちゃってる? こんな強引なのに………感じちゃってるの!?)

刀奈も何とか抵抗を試みようとするが、盾の右腕に抑えられいる両腕は一向に外れず、胸は盾にむしゃぶりつかれ、されるがままだ。

今の状態は、例えるならば、肉食獣に捕らえられ、止めを刺すために首筋に噛み付かれた草食獣。

そんな肉食獣の如き盾の攻めは、ますます激しくなる。

豊満な乳房という極上の肉に齧り付く肉食獣

秘部は既に愛液で溢れ、盾の指を既に2本受け入れている。

「くあっ!? あっ! あっ!あっ! あっ!?」

刀奈の声のトーンがドンドン高くなっていく。

(だ、ダメッ! イカされちゃう! 一方的に………イカされちゃう!!)

刀奈はドンドン絶頂へ押し上げられ、最早限界だ。

「も………ダメッ! イクッ! イっちゃう!!」

そして、刀奈が限界に達しようとした瞬間、盾は乳首を思い切り吸い上げ、更に今まで以上に強く噛んだ。

「くあっ…………ああああああああああああああああっ!!!!」

その刺激が止めとなり、刀奈は絶頂を迎え、背中を弓なりに逸らし痙攣したように震える。

そして、その一瞬後に力尽きたようにベッドに沈んだ。

肉食獣が、草食獣刀奈に止めを刺した瞬間であった。

「はあ…………はあ……………はあ……………」

刀奈は、絶頂の余韻から息を吐く。

(イカされちゃった…………あんなレイプ紛いな方法だったのに…………イカされちゃった………)

相手が盾だったから良かったものの、強引に愛撫され、絶頂までイカされた刀奈はショックだった。

しかし、そこでふと気付いた。

今まで拘束されていた腕がいつの間にか自由になっていた事に。

(い、今の内に…………)

刀奈は絶頂の余韻が残る体を必死に動かし、起き上がろうとする。

仰向けだった体を回転させ、うつ伏せになり、何とか起き上がろうとした時だった。

「きゃっ!?」

突然背中に重さが掛かり、ベッドに押さえつけられる状態になる。

当然だが、押さえつけたのは盾だ。

例え刀奈が絶頂したとは言え、盾はまだ準備段階が終わったに過ぎない。

刀奈は、ベッドに押さえつけられたまま、半分脱げていたバスローブは剥ぎ取られ、ショーツに至っては引きちぎられる。

更に今の刀奈の体勢は、うつ伏せから起き上がろうとしていたために、四つん這いで腰を浮かした状態で背中を押さえつけられているので、まるで獣の雌が雄を受け入れるような体勢になっていた。

「じゅ、盾…………」

刀奈がもう一度盾を説得しようと首を後ろに向けたとき、

「ッ!?」

ギンギンにそそり立った盾のペニスが刀奈の秘部にあてがわれていた。

心なしか、その大きさはいつもより大きいように思えた。

「ま、待って盾! さっきイったばっかりなの! 今入れられたら………!」

刀奈の必死の呼びかけも虚しく、盾は剛直を一気に刀奈の秘部に突き込んだ。

「ッ………! くぁああああああああああああああっ!!!!」

その一突きは一気に刀奈の子宮口まで達し、刀奈を再び絶頂へと押し上げた。

(ま、またイカされちゃった…………)

刀奈はそう思いつつ、息を整えようとして、

「はあんっ!?」

出来なかった。

盾が、容赦なく腰を振り始めたのだ。

「はあ!! ああっ!! まっ……待って!! 今っ!! 感じすぎちゃうぅ!!」

絶頂後で敏感になっていた刀奈は、次々来る快感の奔流に飲み込まれる。

「ああっ!! ふあっ!! ダメッ!! ま、またっ! イッ………クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」

再び絶頂に達する刀奈。

それでも、盾の腰は止まらない。

次から次へと快感を与え続けられる。

「ひあっ!! ああっ!! あんっ!! ああっ!!」

「イクッ!! また………イカされちゃうぅぅぅぅ!!」

「ま、またっ! あっ! ダメェェェェェェェェェッ!!!」

「も、もう…………! はああああああああんっ!!!」

何度も絶頂へ押し上げられ、イった回数が2ケタに達しようかという時、

「や、やだ…………もう、やだぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

刀奈が、まるで泣き喚くような声を出した。

いや、実際に刀奈の瞳には、涙が溜まっている。

その理由は、

「お願い! もうこれ以上私だけをイカせないで!!」

刀奈はそう懇願する。

先程から刀奈は盾にイカされっぱなしだが、反対に盾は一度も射精していない。

それが、刀奈の心に寂しさを与えていた。

「一緒に………一緒にイキたい!!」

刀奈はそう叫ぶ。

すると、まるで盾のペニスが刀奈の願いに応えるように少し膨張した。

「あっ!」

その事を、刀奈は締め付ける膣で敏感に感じ取った。

盾は、ラストスパートと言わんばかりに今まで以上のスピードで腰を振り始めた。

「あっ………! あっ! あっ! あっ! あんっ! あっ! あっ! あっ! ああっ!!」

奥に突き入れられる事に合わせて刀奈の口から声が漏れる。

だが、その声は先程までの怯えの混じった声ではなく、喜びに満ちた嬌声だった。

「あっ! はあっ! ああっ! じゅ、盾! そろそろだよっ! 一緒に………一緒にっ!」

刀奈の懇願に応えるように盾が思い切り腰を最奥まで突き入れる。

ペニスの先が子宮口に思い切り叩きつけられ………

――ニュル

ペニスの先が子宮の中に入り込んだ。

「あっ……………あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」

今までに無い快感に、刀奈は今までで最高の絶頂を味わう。

背中を弓なりに逸らし、舌をだらしなく突き出す。

それだけでも、刀奈にとって未知の領域だった。

しかし、

「がぁあああああああああああああああああああああああああああっ!!」

まるで獣の咆哮の如き盾の叫びと共に、子宮に直接精液がぶちまけられる。

子宮の壁に叩きつけられる刺激と熱さで、刀奈は絶頂の限界を突破した。

「ひ………ひああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!?????????」

今までにない声を上げる刀奈。

互いに痙攣したように震える。

盾は一滴残らず精液を刀奈の子宮に流し込むために。

刀奈は盾の精液を一滴残らず搾り取るために。

その2人の姿は、雌を屈服させた雄と、雄に屈伏させられた雌。

そして刀奈は力尽き、再びベッドに沈んだ。

(も、もう………限界………)

刀奈の意識が朦朧としてくる。

そんな朦朧としてくる意識の中、再び感じる快感の波。

途切れそうな視線を動かし、後ろを見れば再び腰を振り始める盾の姿だった。

(う………嘘……………)

それを最後に、刀奈の意識は闇に落ちた。





尚、盾が事を終えたのは、既に空が白み始め、射精回数が2桁に達するかどうかという頃であった。

朝起きて正気に戻った刀奈が、盾をジト目で睨んだのは仕方のないことだろう。









あとがき


久々の18禁です。

弱きものの足掻きの18禁の中では一番うまくかけたと思います。

酒を飲んだ盾君は肉食獣化。

更に絶倫。

おまけに刀奈を完封するほどの酔拳の使い手です。

才能が無いと思っていた盾君。

実は酔拳が天性の才能だったり?

この設定はもしかしたら本編にも活かすかも知れないです。

さて、沖縄旅行編ではもう一話18禁を書くつもりなので、楽しみに出来る人は楽しみにしててください。




P.S 暗号の答えは氷牙様の答えで正解です。





[14854] インフィニット・ストラトス ~弱きものの足掻き~【転生オリ主】 18禁 第十九.五話
Name: 友◆ed8417f2 ID:8beccc12
Date: 2014/07/06 21:41


第十九.五話 沖縄旅行3日目




沖縄旅行3日目。

盾と刀奈は、1日無人島体験ツアーというものに参加していた。

このツアーは読んで字のごとく、朝から夕方まで無人島にほっぽり出されるというものだ。

まあ、緊急時の無線機ぐらいは渡されるのだが。

それで、2人が置いてかれた島はそこそこ大きく、山と川もある。

「えへへ、これで夕方までは2人っきりだね」

刀奈が嬉しそうにそう言う。

「ああ、そうだな」

盾も笑みを浮かべた。

「じゃあ早速、探検探検♪」

刀奈はそう言いながら盾の手を引っ張っていく。

盾も特に逆らいはせずに身を任せた。




森の中を進んでいくと、やがて大きな岩の上から流れ落ちる滝を発見した。

水も澄んでおり、滝壺もそれなりの深さがあるようだった。

「わ~、綺麗な所……」

刀奈がそう呟く。

流れ落ちる水が水しぶきを上げ、暑さで熱せられた体を冷やしてくれる。

「ふう。 気持ちいいな」

盾もそう言って滝を見上げる。

すると、

「ねえ盾、泳ごうよ!」

刀奈が突然そう言った。

しかし、

「いや、泳ぐって言っても、水着持ってきてないだろ」

盾はそう言う。

2人は無人島の体験をよりリアルにするために、余分な持ち物は一切持ってきてはいなかった。

ただ、ISだけは手放してはいないが。

ところが、

「何言ってるの? この島には私達だけしかいないんだし、こうすればいいのよ!」

刀奈はそう言うと、服を一気に脱ぎ捨てた。

「おわっ! ちょ、いきなり!」

突然の刀奈の行動に、盾は思わず顔を逸らしてしまう。

「今更恥ずかしがることないのに………」

刀奈はそう言うと、

「それじゃ、お先に!」

滝壺へ飛び込んだ。

「あ、おい!」

盾が駆け寄ると、

「早く早く!」

水面から顔を出した刀奈が手を振って盾を急かす。

盾はそんな刀奈を見て抵抗を諦め、

「今行くよ!」

盾も着ていた服を脱ぎ捨て、滝壺へ飛び込んだ。

「ぷはっ! くぅ~………冷て~~!」

海とはまた違った水の感触に盾は声を漏らす。

「盾~! こっちこっち!」

少し離れたところで刀奈が盾を呼ぶ。

「おう」

盾が刀奈の方へ泳いでいく。

「ふふっ」

お互いに水面から顔だけを出している状態で、刀奈が盾に笑いかける。

すると、

「それっ!」

突然刀奈が盾に水をかけた。

「ぶはっ!?」

油断していた盾は、その水を諸に顔面で受けた。

「あははははは!」

笑う刀奈。

すると、

「このっ、やったな!」

盾もお返しとばかりに水をかけ返す。

「きゃっ!? このっ!」

更に水をかけ返す刀奈。

しばらく水のかけ合いが続き、やがて、

「そりゃっ!」

盾が水をかけようと手を突き出した時だった。

盾の腕が疲れによって思ったよりも上がらず、水面から手が出なかった。

そして、水面から出ずにほぼ真っ直ぐに突き出された手は、

「ひゃん!?」

「あ………」

刀奈の胸を思い切り掴む形になってしまった。

顔を真っ赤にして、思わず手を放す盾。

「そのっ、悪い………」

盾は謝るが、刀奈は盾をジト目で見ると、

「む~~…………お返し!」

そう言うと突然刀奈が水中に潜った。

そして、

「うあっ!?」

盾が突然声を上げる。

何故ならば、

「か、刀奈………!」

刀奈が水中で盾のペニスを口に含んでいたからだ。

「か、刀奈………ちょ、まった………」

盾はそう言うが、刀奈は水中で激しく口を動かす。

「くっ………」

あまりの快感に、盾は声を漏らすことを止めることが出来ない。

刀奈が水中に潜って1分が経った頃、刀奈がフェラを中断し水面から顔を出す。

「ぷはっ! ………フフフ」

頬を赤く染めつつ妖しい笑みを浮かべる刀奈。

その右手は、盾のペニスをシゴキ続けていた。

そこまでされて、盾も我慢ができるはずが無かった。

「か、刀奈………その………いいか?」

刀奈に確認を取る盾。

すると、少し考え込む刀奈。

やがて顔を上げると、

「ねえ盾、折角だから世界で誰もシたことのないセックスをしてみない?」

そんな事を言った。

「誰もシた事のないセックス? 何だよそれ?」

そんなセックスがあるのかと首を傾げる盾。

「フフッ」

刀奈は笑みを浮かべると、盾から少し離れ、再び水中に潜る。

「刀奈?」

そして、

――ドッパァアアアアアアン

大きな水しぶきを上げて、刀奈が水面に現れた。

ミステリアス・レイディを纏って。

ただし、ISスーツを着ていないため、胸や秘部といった大事な所は丸見えである。

更にご丁寧に空中で四つん這いになるような格好で胸を強調させる様なポーズをとっていた。

「ぶがぼがっ………!!??」

全くの予想外な展開に、思わず動揺し、水中に沈みかけた盾。

「ぶはっ! な、何考えてるんだお前!?」

「何って………ISでセックス?」

何故か疑問形で答える刀奈。

「盾は………こういうのは興味ない?」

胸をすくい上げる様に強調させて、盾に問いかける刀奈。

それを見て、盾は思わず顔を真っ赤にした。

(う………確かにこれは、所謂ロボっ娘萌に通じるものがある………な)

どうやら盾にも効果は抜群のようだ。

それを見た刀奈は満足したように頷き、

「ほら、盾も早くISを纏って」

そう言った。

しかし、

「そ、そんな事に空を使える訳無いだろ!!」

思わず叫ぶ盾。

ところが、突然打鉄の待機状態である腕輪が輝き、ISが盾に装着された。

「は?」

呆気にとられた声を漏らす盾。

すると、

(お兄ちゃん、空は空気が読める子なのです。 なので、お兄ちゃんはお姉ちゃんとゆっくりと楽しんでください。 私はしばらく寝るのであとよろしく)

空がそう言って、一方的に通信が切れる。

「お、おい!」

盾が空に呼びかけるが、返事は返ってこない。

盾がため息を吐き前を見ると、

「盾…………来て」

空中で四つん這いとなり、尻を盾に向けた刀奈の姿だった。

首だけを後ろに向けた刀奈の目は期待と羞恥で潤んでいる。

そんな目を向けられたら、健全な男子である盾は我慢できるはずもなかった。

すぐさま宙に浮き、刀奈の腰を掴んで自分のペニスを刀奈の秘部にあてがう盾。

「行くぞ」

「来て、盾」

迷いない刀奈の答えに、盾はペニスを一気に突き入れた。

刀奈の秘部は期待していたからなのか既に愛液で溢れており、抵抗なく盾のペニスを受け入れる。

「んんんっ!!」

快感に声を漏らす刀奈。

しかし、奥まで入ると今度は盾のペニスを離さないと言わんばかりに吸い付き、締め上げる。

「くぅぅ………」

盾も声を漏らした。

盾は快感に耐えつつ腰を動かし始める。

「んんっ! あっ! はあっ!」

嬌声を上げる刀奈。

盾は両腕の装甲を消し、後ろから刀奈の胸を掴み、こねくり回す。

「はあっ! それっ! いいっ!」

盾は刀奈の背中に覆いかぶさるような体勢になり、胸を愛撫しながら腰を振り続ける。

「ふあっ! ああ! あんっ! あっ! んんっ!」

声を上げ続ける刀奈。

盾は胸から手を放し、再び手に装甲を装着すると、同じく装甲に包まれた刀奈の両腕を掴む。

そして、その両腕を後ろに引っ張りながら強く腰を打ち付けた。

解放された刀奈の胸が、ぶるんぶるんと大きく揺れる。

「はあっ! この格好! 何だか犯されてるみたい!」

喘ぎながらそう叫ぶ刀奈。

「犯されてる! 最強の兵器って言われてるISを纏ってるのに! 私、男の子に犯されちゃってるよぅ!」

「刀奈………刀奈!」

刀奈の言葉に妙な背徳感を感じた盾は、より一層刀奈を責め立てる。

刀奈の上半身を起こし、背面座位の状態になると、刀奈の両足に腕を回しM字開脚の様に足を開かせる。

すると、突然盾が刀奈を抱えたまま上昇を始めた。

「えっ! じゅ、盾!?」

突然の盾の行動に驚く刀奈。

そのまま島の頂上より高い位置にまで上昇した2人。

そこで盾は再び腰を振り始めた。

「えっ!? じゅ、盾待って!? こんなところでなんて! だ、誰かに見られちゃう!」

刀奈はそう叫ぶ。

確かに近くに船舶などが通れば、レーダーや望遠鏡で見つかる可能性もある。

しかし盾はあらかじめ索敵で周りに船舶がいないことを確認済みである。

故にこんな大胆な行動が取れたのだ。

だが、刀奈にはそんな余裕は無いため、本気で恥ずかしがっている。

「いいじゃないか。 見せつけてやろうぜ。 お前が俺の物だってことをよ」

調子に乗ってきた盾は刀奈の耳元でそう言う。

「だ、ダメなの! 私はっ! 私は君のだから! 君以外に見られたくないの!!」

「俺は、お前が俺のだってことを自慢したいんだ」

盾はそう言うと腰の動きを激しくする。

「はぁぁぁん! ダメッ! もう………イキそう……!」

羞恥心が刀奈の感度を更に上げ、絶頂への階段を駆け上っていく。

盾が腰を叩きつける毎に胸が大きく揺れ、秘部からは愛液が吹き出す。

「あ! あっ! あっ!! ああっ!!」

刀奈の声がドンドン高まっていく。

「くっ、俺も………そろそろ」

盾も限界が近いと感じ、ラストスパートをかける。

「はぁぁぁん! はぁっ! ああ!! あっ!! ああっ!!」

刀奈の声が更に高まり限界を感じたとき、

「あっ……………はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」

甲高い声を上げた瞬間、刀奈の膣が収縮し、盾のペニスを締め付ける。

「うああっ!!」

その刺激に抗うことが出来ず、盾は刀奈の最奥で精液をぶちまけた。

「ふあああああああっ! あ、熱い………」

刀奈は下腹部に熱を感じながら、ゆっくりと意識を手放した。



尚、気がついた刀奈に盾が説教を受けたのは仕方のないことだろう。






あとがき


IS18禁早くも4作目。

今回はIS纏ってセックスをお送りいたしました。

まあ、自分の文才が無いせいであまり意味がないかもしれませんが………

ともかくこれにて失礼。


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