いやいや、久々に骨のあるクロスオーバーものを読ませてもらいました。
FateとＥＶＡのクロスはシンジがサーヴァントとして召還されるパターンのものが少数あるだけで天竜さんのを除けばなかなかこれはという作品がないなと。
いや、逆にシンジ達がマスターというのも見てみたいと思っておりました。

TYPE-MOONの世界観を借りながらも独自の世界観の構築も（コンピューター・シミュレーションへのたとえとか）もなかなかよかったですぞ。

この種の作品を往々にしてスーパーなシンジ達が他作品の世界へ土足で踏みにじるように入り込んでいく作品が多く、いいように使われてしまった作品の方のファンの反発を招くというパターンも多いものですが。

その点に関しては”私”は問題ないかなと。
（TYPE-MOON系はコアなファンが多いのでまた別の見方をする方もあるでしょうが）

アスカのサーヴァント、ジークフリートですか。
私はまた赤い海からやってきた自己断罪系シンジだとばかり思ってましたが。まあ、安易にＥＶＡ原作の設定を入れないという事で。

あえて難を言えば、文章自体はなかなか読ませてもらえるのですが、出来ればもっと見やすく。
地の文と話し言葉「　」の間に一行空けるとか、
長い説明言葉（主にアスカの解説など）には段落をもっと活用してくれると見やすくなるかと。

これからも期待してます。
出来れば安易なキャラヘイトにならないようにと。

ＥＶＡSSでは何かと非難されるユイやゼーレの行為ですが、
補完計画＝「　」へと至る道。
だとすると人としてはともかく魔術師としてはむしろ賞賛させる生き様ですからね…。

返信する