何気さんの言う言は、ほとんど全て正しいと思います。
ただ、最初から慎二は自分の大切な人間の優先順位で、衛宮の順位は極めて低いと言っています。　元々、彼は慎二ではなく、親友でも何でもないのですから・・・・。
　確かに慎二は衛宮に対する妬みもあるでしょうが、自分でも半分位、その事を認めているようですし・・・。　嫉妬がいけないなら、ゲーム版の遠坂も衛宮にしていますし。　彼は、元々、衛宮の魔術と戦闘力、料理以外の能力、性格、判断力などへの評価が極めて低いみたいですし。
　それに、確かに慎二は衛宮をはっきりと利用していますが、慎二の方も、衛宮に魔術の先生を紹介したり、極めて貴重な情報を与えているから、一方的な関係ではないでしょう。　こういう、生きるか死ぬかの戦争では、後ろからいきなり騙し打ち（言峰？）でもしない限り、卑怯とは言えないと思います。
　まあ、私もヌード撮影とか、愚かと思いましたが、　カマエル　さんではありませんが、最初から完璧だったら、確かに話が続きませんね（笑）。　徐々に賢くなるところが、面白いのかもしれません。
完璧に近い主人公で話が破綻しないのは、栗本薫のグインぐらいでしょうね。　何せ、彼は世界最強の戦士で、指揮官としても最高で、政治的な交渉や情報戦でも化け物じみて凄い。　ただ神に近い彼でさえも、豹頭へのコンプレックス、奥さんと不和と、悩みは尽きません。（笑）
ましてや慎二？ではまだまだかもしれません。　遼月さん、これからも頑張ってください。

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